ルノー R29 クラッシュテスト不合格
ルノー R29は、クラッシュテストで不合格だった。しかし、R29は予定通り今月下旬に発表される。

ルノーは、2009年マシンの大規模なテストに先立ち、1月19日ポルトガルのアルガルベサーキットで新車R29を発表する予定である。

しかし、マシンの準備は完璧ではなく、FIAが義務づけている3つのクラッシュテストのうち2つに合格しなかったという。

マシンはノーズテストと側面衝突テストに落第したと見られており、ルノーの新シャシーは落第したテストのどちらかで実際に全損したと言われている。

ルノーの広報は、テストに落第したことを認めたが、エンジニアは問題点を理解しており、問題は解決されたので、再テストでは合格すると主張した。

「特に珍しいことではない」

「すでに問題を特定し、解決している。マシンは1月19日アルガルベでテストを実施する予定だ」

シャシー製造では限界まで軽量化を進めるため、チームがクラッシュテストに落第するのは珍しいことではない。

ルノーは、KERSの余分な重量を見越して、マシンの限界まで軽量化したと見られている。

しかし、ルノーは以前にもクラッシュテストの問題は必ずしもシーズン中の最終的なパフォーマンスに影響を与えないことを証明している。2005年、彼らは最初の側面衝突テストに落第したが、ワールドチャンピオンシップで優勝した。

関連:ルノー、R29を発表 (2009年1月19日)


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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム / F1マシン