リアム・ローソンとセルジオ・ペレス F1オーストラリアGPで因縁再燃

両者はレース序盤、アルバート・パークのターン3で接触寸前のバトルを繰り広げ、その後ローソンがターン11でペレスをオーバーテイク。無線でも互いに強い反応を見せ、2024年から続くライバル関係が改めて注目される形となった。
2024年の確執が再び表面化
今回のバトルの背景には、2024年にさかのぼる因縁がある。
当時レーシングブルズに所属していたリアム・ローソンは、レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスの後任候補として名前が挙がっていた。
その年のメキシコGPでは両者が接触し、ローソンがコックピットからペレスに向けて手振りをしたことが問題となり、後に謝罪する事態となった。
その後、ローソンは2025年にレッドブル・レーシングのシートを得たものの、わずか2戦でレーシングブルズへ降格。
一方のペレスはF1を離れていたが、2026年にキャデラックF1から復帰し、開幕戦で再びローソンと直接対決することになった。
ターン3で接触寸前のバトル
レース中、2人は中団後方でポジション争いを展開した。
ターン3ではペレスのディフェンスによりローソンがコース外に押し出される形となり、接触寸前の場面もあった。
しかしその後のターン11でローソンが強引なオーバーテイクを決め、前に出ることに成功した。
その直後、ローソンは無線で次のように吐き捨てた。
「アイツは本当に最悪だ」
一方のペレスは、やや困惑した様子で無線に応じた。
「はは、あの男はどうしたんだ?」

ローソン「まだ根に持っている」
レース後、ローソンはペレスのディフェンスが過去の確執に関係しているとの見方を示した。
「2年経っても、彼はまだ引きずっているみたいだ」
「まるでワールドチャンピオン争いみたいに戦ってきた。でも僕たちはP16争いをしていただけだった」
「正直あまり気にしていない。あの時点で僕のレースはもう終わっていたからね」
さらに今回のバトルについて、違反行為ではないとの認識も示している。
「違法なことは何もなかった。ただアグレッシブだっただけだ」
ペレスは冷静「ただのレースだった」
一方、ペレスは今回の出来事を大きな問題とは捉えていない様子だった。
「楽しいレースだったよ」
「僕のマシンはかなり遅かった。だからただレースをしていただけだ」
レース結果はローソンが13位、ペレスは16位。ペレスはトップから3周遅れでのフィニッシュとなった。
ローソンはスタートで大きく順位を落としたことが、この結果につながったと説明している。
「パワーがなかった。スタートしてすぐに完全にパワーを失った」
「しばらくして戻ったけど、そのあとホイールスピンしてしまった。テストではそんなことは起きていなかった。何が起きたのか分からない」
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