【動画】 レッドブルF1 “マカレナ”リアウイング投入 フェラーリを上回る可動域

このアップデートは単なるコピーにとどまらず、作動機構や可動量の面で大幅な改良が施されていると見られており、空力効率と信頼性の両面でレッドブルが主導権を握る可能性も浮上している。
フェラーリ発の革新にレッドブルが対抗
フェラーリはバーレーンでのプレシーズンテストで、ストレート終端で回転しドラッグを低減する独自のリアウイングを初公開した。この“マカレナ”と呼ばれる構造は、中国GPで実戦投入されたものの、その後は従来型へと戻されていた。
一方、レッドブルは5週間の中断期間中にシルバーストンでこのコンセプトをテストしていたとされ、今回マイアミで正式にRB22へ導入。フリー走行1回目(FP1)で初めてその姿が確認された。
可動量とアクチュエーターに注目集まる
今回のレッドブル仕様が注目を集めている最大の理由は、その可動量とアクチュエーターのサイズにある。ピットレポーターのテッド・クラビッツは次のように語った。
「レッドブルはフェラーリのリアウイングを“上回るマカレナ”を作ってきた。シルバーストンでの目撃情報はあったが、正直そこまでとは思っていなかった」
「このウイングを動かすアクチュエーターの大きさを見たとき、かなり興奮した。ドラッグ低減の余地が非常に大きい。フェラーリやアルピーヌよりもはるかに大きく開いている」
「レッドブルは“可動域が増えただけ”と控えめに説明しているが、とんでもない量の動きをしている。あとは信頼性だ。フェラーリができなかったことをやれるかどうかが鍵になる」
The Red Bull Macarena wing in all its glory! #F1 #MiamiGP pic.twitter.com/f3GJo66dGl
— Formula 1 (@F1) May 1, 2026
元王者も性能差を指摘
2009年F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンもこのデバイスに言及し、次のように評価した。
「フェラーリのものよりかなり速そうに見える」
また、レッドブルのアップデートパッケージには、フェラーリが先行していた排気周辺のミニウイング的要素も取り入れられており、複数の技術的アイデアを統合した構成となっている。
フェラーリも改良型を投入へ
フェラーリ側も黙ってはいない。モンツァでのフィルミングデーで改良版をテストしており、マイアミには新仕様を持ち込んでいると見られる。
回転式リアウイングは、2026年F1におけるエネルギーマネジメントと空力効率の両立という課題に対する重要な解決策のひとつになりつつある。レッドブルがこの分野で優位に立つのか、それともフェラーリが巻き返すのか、週末のパフォーマンスがその答えを示すことになる。
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