ルイス・ハミルトン フェラーリF1初勝利後に明かした苦闘「昨年は負傷していた」
ルイス・ハミルトンが2026年F1バルセロナ・カタルーニャGPでフェラーリ移籍後初優勝を飾った。その歓喜の裏で明かされたのは、2025年シーズン序盤に負った負傷との戦いだった。

ハミルトンはレース後、自身のコンディション回復と精神面の立て直しについて語る中で、昨年の開幕直後から数か月にわたって負傷を抱えていたことを初めて明かした。詳細は明かされなかったものの、その経験が現在の復活劇につながっているという。

ハミルトンが明かした2025年の負傷
2026年シーズンは苦戦続きだったフェラーリだが、バルセロナでハミルトンが移籍後初勝利を達成。レース後、41歳の7度の世界王者は昨季の苦難を振り返った。

ハミルトンは周囲からの批判や期待との向き合い方について問われると、2025年シーズン序盤に負傷を負い、それを長期間抱えながら戦っていたことを明かした。

「僕も人間だから、いろいろなことを目にするし、それに深く影響を受けてしまうこともあった」

「でも昨年末に話したように、“マトリックスから切り離される”ような期間を過ごした。家族や友人たちと多くの時間を過ごしたんだ。彼らはずっと僕を信じてくれていた人たちだ」

クリスマスから始まった復活計画
ハミルトンは2025年末から心身の再構築に取り組んだという。

「クリスマスの日からひとつの使命を持って取り組んだ。これまで経験したことがないほど厳しいトレーニングを積んで、自分を最高の状態に保とうとした」

そして、その過程で昨季の負傷について言及した。

「実は昨年の初め、このバルセロナで負傷したんだ。そしてそれを何か月も抱えながら戦っていた」

ハミルトンは負傷の内容や経緯については明かさなかった。ただし2025年1月末、フェラーリ加入後初のTPC(旧型車テスト)でバルセロナを走行中にクラッシュを喫しており、当時チームは負傷はなかったと説明していた。

ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

精神面も再構築した王者
ハミルトンは今回の優勝について、単なるレース結果以上の意味があると語った。

「自分自身を疑わないこと。自分を信じ続けること。それが何より重要なんだ」

「そうした考え方をもう一度自分の中に植え付けてきた。そして今、再び以前の自分を取り戻せたと感じている」

「この表彰台に立てたことは本当に素晴らしい気分だ。今夜はこの赤いシャツを着たまま寝るかもしれないね」

106勝目でフェラーリにも待望の勝利
今回の勝利はハミルトンにとってF1通算106勝目となった。また、2024年ベルギーGP以来となるグランプリ優勝でもある。

さらにフェラーリにとっても、カルロス・サインツJr.が制した2024年メキシコシティGP以来続いていた勝利なしの期間を終わらせる一勝となった。

長い苦闘の末に掴んだフェラーリ初勝利。その背景には、負傷との戦いと精神的な再生の物語があった。ハミルトンは再び、自らの力でキャリアの新たな章を切り開こうとしている。

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / スクーデリア・フェラーリ / F1バルセロナ・カタルーニャGP