レッドブルF1代表メキースが擁護 フェルスタッペンのエンジン規則批判に理解
レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、2027年に向けて議論されているF1エンジン規則の見直しについて、マックス・フェルスタッペンの懸念に理解を示しながら、最終的には各メーカーが合意に達するとの見方を示した。

2026年の新世代パワーユニットは、内燃機関と電動出力を50対50で分担するコンセプトで導入されたが、現在は2027年から内燃機関比率を高める「60対40案」が議論されている。

フェルスタッペンは現行レギュレーションの方向性に批判的な立場を取っており、自身の将来にも関わる問題として注視している。

競争力よりもF1全体の利益を優先すべき
メキースはカナダGP後、GPblogなどの取材に対し、パワーユニットメーカー間の対立が続いている状況について楽観的な見方を示した。

「正しい解決策を見つけられると楽観視している。レースを改善することに、多くの人が賛同するようになると思う」

さらに、規則変更による競争力への影響よりも、F1というスポーツ全体の利益を優先すべきだと強調した。

「スポーツにとって重要なこととなれば、最終的には自分たちの競争力にどのような影響があるかという考えを脇に置き、正しい方向へ進むための決断を下すと思う」

「最終的にはそこに到達すると考えている」

“一度で解決すべき問題”との認識
メキースはまた、2027年規則として議論されている60対40案そのものへの賛否よりも、問題を根本的に解決することが重要だと語った。

現在の議論では、電動出力比率の高さによるエネルギーマネジメントやストレートでのパワー不足が懸念されており、FIAや複数のチームが見直しを求めている。

メキースは「60対40かどうか」よりも、「同じ議論を繰り返さないこと」の方が重要だと説明した。

「投資額の大きさは、このスポーツの規模を考えれば大きな問題ではないと思う」

「こう言わせてもらうなら、我々はこの問題を一度で解決すべきだと思う。そして毎回繰り返し議論するテーマにしてはならない」

フェルスタッペンの主張を後押しする発言
今回の発言は、2026年レギュレーションへの懸念を公然と示してきたマックス・フェルスタッペンの立場を、チーム代表として事実上支持した形とも受け取れる。

メキースは具体的な数値目標には踏み込まなかったものの、「改善すべき部分が存在する」という認識を明確に示した。

「コース上では素晴らしい戦いが展開されている。非常に多くのポジティブな要素がある」

「しかし改善したい部分もあり、そのために戦うべきだと思う」

2027年に向けた規則見直しは、F1の将来像だけでなく、フェルスタッペンをはじめとするトップドライバーやメーカー各社の長期的な参戦方針にも影響を与える重要な議題となっている。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / マックス・フェルスタッペン