レッドブルF1 2025年もグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに登場

F1創設75周年を記念する今回のフェスティバルでは、レッドブルF1がF1パドックの主役として登場。歴代のF1マシンを多数展示し、13勝を誇る元F1ドライバーのデビッド・クルサードと、チームのエキシビションドライバーとして最も長く在籍するパトリック・フリーザッハーが週末を通してRB7とRB8でヒルクライムに挑戦する。
RB7とRB8は、いずれもセバスチャン・ベッテルが2011年・2012年シーズンにドライブしたマシンで、RB7は全19戦中18戦でポールポジションを獲得。RB8はドライバーズおよびコンストラクターズタイトルを2年連続でチームにもたらした。
さらに、F1 eスポーツの世界でも存在感を示すレッドブルは、専用のバルルーム・パドック内にシムレーシングエリアを設置。ファンはシミュレータを使って3度のF1シムレーシング世界王者ヤルノ・オプメール(来場は金曜と土曜)や、iRacingで2度の世界王者に輝いたセバスチャン・ジョブ(日曜来場)に挑戦することができる。
また、ハイパーカー「RB17」もメインパドックに展示される予定だ。このマシンは、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズとエイドリアン・ニューウェイが完全自社開発したもので、時速350km超のパフォーマンスと贅を尽くした設計が融合している。生産台数はわずか50台。

イベント全体は、2005年のF1デビュー以来、限界に挑み続けてきたレッドブルF1の歩みと、チームとファンとの距離を縮めるという精神を体現したものとなる。
レッドブルF1およびレッドブル・アドバンスト・テクノロジーズCEOのクリスチャン・ホーナーは次のように語った。
「昨年のF1参戦20周年を祝うグッドウッドでの成功に続き、今年もフェスティバル・オブ・スピードに戻ってこられることを大変嬉しく思っている。レッドブルF1の歴史を象徴するマシンの数々を展示し、F1創設75周年という記念すべき年を、情熱あふれるモータースポーツファンの前で祝えるのを楽しみにしている」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング