レッドブルF1、第4戦でRB18の車重を削減するアップデートを投入
レッドブル・レーシングは、2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPで『RB18』の車重を削ぎ落すアップデートを投入する。

開幕戦バーレーンでは失意のリタイアに終わったマックス・フェルスタッペンだが、第2戦サウジアラビアではシャルル・ルクレール(フェラーリ)との激闘を制して勝利。だが、両チームのマシンのパフォーマンスはほぼ互角だった。

だが、来週末のオーストラリアGP後、レッドブルRB16はフェラーリよりもスピードを増すことができるとレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは語る。

「フェラーリは、路面温度やタイヤに関係なく、すべてのコンディションで速い。我々の車はチューニングがより難しいが、イモラにむけて車の重量を減らす新しいパーツを準備している」とヘルムート・マルコはServus TVに語った。

「これにより、ラップタイムが大幅に向上するはずだ」

しかし、アップデートが導入される前のオーストラリアGPでは、再びフェラーリ対レッドブルの激戦が繰り返されることになるだろう。。

「メルボルンはジェッダとほぼ同じような展開になると思う」とヘルムート・マルコは語った。

また、ヘルムート・マルコは、現在、フェラーリはエンジンのアドバンテージを享受していると考えている。

「フェラーリが先行している」とヘルムート・マルコは語った。

「ホンダ、厳密に言えばレッドブル・パワートレインズは2位だ。そして、メルセデスは、珍しく、3位にすぎない」

「しかし、9月1日まで彼らにはそれに取り組む機会があるので、このフェーズではできるだけ多くのポイントを獲得する必要がある」

フェラーリのパワーアドバンテージについて質問されたヘルムート・マルコはそれが主に「電気エネルギーのエリア」にあると言った。

「ホンダが同様の措置を講じる」とヘルムート・マルコは認めた。

「シャシーに関しては、メルセデスが最も強いバウンシングの問題を抱えているが、それは時間の問題だと思う。彼らがそれを解決したら、彼らは車を微調整することができる」

「フェラーリの主な利点は、より寛容であるということだ。我々はもっとトリッキーな車、プリマドンナを持っているかもしれない」

「しかし、重要なことは、ポテンシャルがそこにあるということだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1エミリア・ロマーニャGP