レッドブル F1ベルギーGP 結果
レッドブルは、F1ベルギーGPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが優勝、マーク・ウェバーが5位だった。

セバスチャン・ベッテル (優勝)
「ここで優位に立てると思っていなかったので、本当にみんな驚いているんだ。最高のリザルトだよ。レースが始まる前からメルセデスよりは上だろうと思っていたけれども、その他のチームがどの辺に来るかわからなかった。特にフェラーリとロータスはドライがすごく速いみたいだったからね」

「レース終盤は雨が降るかはっきりしなかったのでプッシュし続けていたのだけれども、その段階ですでに差がついていたのでレースをコントロールすることができ、最後の数周はそれほどストレスなく走ることができた」

マーク・ウェバー (5位)
「レースの前の2回のプラクティスでもスタートがあまり良くなかったのでスタートのクラッチを心配していたのだけれども、それで出遅れてしまった。ベストは尽くしたけれども、スタートで何列かポジションを落とすことになり残念だった。その後は前の選手を抜くことに専念したが、追い抜きよりも、空気がきれいな場所をトップギヤで走ることを重視したセットアップだったので難しかった。スタートでポジションを落とし、それを取り戻そうとタイヤを使ってしまったことから、どんどん良くない方向へと進んでいった」

クリスチャン・ホーナー (チーム代表)
「セバスチャンとチームにとって素晴らしい勝利だったが、1周目から優勝は決まっていたのと同じだった。スタートも有利だったが、第1コーナーに入る位置も良かったし、1周目のオールージュとそれに続く上り坂がポイントになるということも彼は知っていた。オールージュに飛び込み、スリップストリームに入り、ルイスのアウト側からコーナーを抜けて、そのまま辛抱強く走り続けてリードを大きく広げた。マークはグリッドにつく前の準備段階でもクラッチがうまくいっていなかった。我々もどうにかしようとベストを尽くしたが、スタートでロズベルグに抜かれてしまった。集団の中でポジションを妥協せねばならず、ラ・スルスでも渋滞から抜けられず、下り坂でアロンソに追いつかれてオールージュの入り口で抜かれてしまった。その後は前のメルセデスとフェラーリを抜くタイミングを狙ったが、残念ながら、近づくたびに空力性能が落ちるようで、マークは追い越しをかけることができる距離までは近づけなかった。今日は勝てると思ってここに来てはいないので、シーズン後半の最初のレースで優勝することができて最高だ」

ティエリー・サルヴィ(ルノー)
「スパはシャシーとエンジンの強力なパッケージが力を発揮するレースなので、ここで勝てたということは、レッドブルとルノーのパートナーシップにとっては他のどのサーキットよりも意味がある。今週末はクルマの性能も良く、高速ストレートでは上位のタイムを記録しているし、コーナーのトラクションも良い。3年ぶりにここでの優勝を決めたセブと、安定した走りで5位入賞を果たしたマークにおめでとうと言いたい。この結果を受けて、自信を持って次のモンツァへ向かいたい」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1ベルギーGP