キミ・ライコネン (フェラーリ)
キミ・ライコネンは、彼のWRCデビューが、F1への関心を失っている兆候であり、転向を考えているとの推測を否定した。

ライコネンは、今月末にWRC第9戦ラリー・フィンランドのプロダクションクラスのスーパー2000にトミ・マキネンのプントで参加する。

ライコネンがWRCに参戦するとのニュースに続き、フェルナンド・アロンソがライコネンに代わり2010年にフェラーリで戦うとの噂が広まっている。しかし、ライコネンは、彼のF1契約は守られ、来シーズン末まで走ると主張する。

「僕がF1に興味がないなら、ここにはいないよ」とライコネンは語る。

「僕はまだここにいる。将来に関しては、僕にはまだ来年があり、来年中に異なるオプションをみてみて、将来を考えるつもりだと常に言ってきた」

ライコネンは、彼の将来とアロンソとフェラーリの関連について、絶えず続く噂に疲れていると語る。

「全てのレースで同じことを言われる。答えは変わらない」

「僕には契約がある。チームに聞くべきことだし、彼らが他のことを言うかを確かめるべきだ。でも、彼らも同じことを言うと確信しているよ」

ライコネンは、F1シーズンの中盤にWRCに参加することはリスクだとの意見をはねつけた。

「僕は冬に2つのラリーに参加した。そして最近、シーズン中にイタリアのラリーに参加したけど、違いはなかったよ」

「ラリーだし、ステージのいくつかはリスキーだと言う人もいるけど、モータースポーツはみんな危険だ。通りを歩いていて怪我をすることだってある。やるべきではないという理由はないよ」

「楽しみしているし、チームが許可してくれた。フィアットとして、彼らにとっても良いことだ。全てがポジティブだよ。僕が言ったように、怪我をする可能性もあるけど、ここでも怪我をする可能性はある。だから、大した違いはないよ」

ライコネンは、WRCですぐに先頭を走れるとは考えていないという。

「非常に難しいスポーツだし、F1と同じようにトップレベルで走りたい」

「F1より5秒遅くドライブのはそんなに難しくはないかもしれないけど、いったん0.5秒や0.2秒を見い出す必要が出てきたら、それはいつだって厳しい。ラリーも同じだ」

ライコネンはまた、長年シーズン中盤にラリーに参加することを切望していたが、マクラーレンでドライブしていたときは、それが許されなかったことを明らかにした。

「過去のチームが許してくれていたら、長年ラリーをしていただろう」

「フェラーリはとても親切で、ラリーをすることを許してくれた、理由はそれだけだ。何年も前にしていたかもしれない。加えて、僕はシーズン前にそれをしていた。以前にはできなかったことだ」

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ