ポルシェCEO 「レッドブルF1とは口頭で取引の約束に至っていた」
ポルシェのCEOであるオリバー・ブルームは、レッドブルF1との契約交渉が破綻する前に2026年のF1パートナーシップに関して“ハンドシェイクディール(口頭での取引の約束)”を結んでいたと語った。

レッドブルは、新しいエンジンレギュレーションが導入される2026年F1シーズンのパートナーシップについて、ポルシェと交渉していることでしばらく知られていた。

しかし、レッドブルとポルシェは、チームの管理に関する条件に同意できず、契約は成立しなかった。

2005年からレッドブル・レーシング率いてきたF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、彼のチームはいかなる取引においてもそのDNAを犠牲にするつもりはないと語った。

オリバー・ブルームは、ポルシェが契約において対等なパートナーになることを望んでいたが、レッドブルが土壇場で撤退することを選択したことを確認した.

オリバー・ブルームは、「交渉は非常にうまくいっていたた。チームへの出資はハンドシェイクで合意されていたが、最後の最後で成立しなかった」

「我々は対等なパートナーになりたかった。株式を売却するかどうかは、誰もが自分で決定する必要がある。そこは問題ない。我々は公正に振る舞った」

「将来何が起こり、何が魅力的なのかを見ていく。我々は楽しみにしているモータースポーツの巨大なプログラムを目の前にしている」

ポルシェは、F1新時代の幕開けに向けてF1グリッドに参加することを熱望しており、他の既存のチームとのパートナーシップを形成する可能性を排除していない。

親会社のフォルクスワーゲンは、F1への関与を推し進めており、同じくフォルクスワーゲンの傘下にあるアウディは2026年にF1グリッドに参入する。

アウディは、独自のF1エンジンを構築し、ザウバー・グループが運営する現在アルファ ロメオとして知られるチームの株式を買収してワークスチームとして参戦することを計画している。

オリバー・ブルームは、ドイツのポルシェ カジノ ヴァイザッハで開催されたポルシェの伝統的なシーズン終了パーティーで講演を行っていた。そこでは、フリッツ・エンツィンガーがブランドのモータースポーツ活動の責任者として別れを告げられた。

Speed Weekによるとは、フリッツ・エンツィンガーは、今年ポルシェでレッドブルとの破綻した交渉を主導したと報じている。

「エンツィンガーは、契約が破綻していなければ、おそらくフォルクスワーゲン・グループで働き続けていたであろうことを知らせた」とSpeed Weekは伝えた。

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カテゴリー: F1 / ポルシェ / レッドブル・レーシング