2019年 F1オーストリアGP
ピレリが、2019年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

オーストリアグランプリは、先週のフランスグランプリよりも暑い、路面温度が58度に達したなかで行われた。この厳しいコンディション下で、2番グリッドのレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、スタートでの失敗にもかかわらず、ミディアムからハードへと繋ぐ1ストップ戦略でオーストリアグランプリ連覇を達成した。

■キーポイント
・ポールポジションからスタートし、レースの大半でトップを走ったフェラーリのシャルル・ルクレールは、ソフトからハードへと繋ぐ1ストップ戦略で2位フィニッシュした。メルセデスのバルテリ・ボッタスは、フェルスタッペンと同じ戦略で3位を獲得した。

・トップ10グリッド中の3名がミディアムタイヤでスタートした。グリッド全体では、7名を除く全ドライバーがスタート時にミディアムを装着した。

・レッドブル、ハース、マクラーレンの3チームがチーム内で戦略を分け、1台がソフトで、もう1台がミディアムでスタートした。

・ソフトでスタートしたフェラーリと、ミディアムでスタートしたメルセデスとのあいだで、興味深い戦略的な闘いが展開された。しかし、フェラーリのピットストップ失敗が、この闘いに影響を及ぼした。

・数多くのグリッドペナルティーが科されるなか、戦略によってポジションをアップしたドライバーも見られた。19番グリッドからスタートしたマクラーレンのカルロス・サインツは、ミディアムによる長いオープニングスティント後、ハードへ繋ぐ戦略で8位を獲得した。

・レース後、スチュワードによって、フェルスタッペンとルクレール両名を召喚した審議が行われ、最終的なレース結果が確定した。

■各コンパウンドのパフォーマンス
・ハード C2:大半のドライバーが第2スティントで使用したハードは、オーストリアの高い路面温度に効果的に対応し、1ストップ戦略に貢献した。

・ミディアム C3:マクラーレンのランド・ノリスのみが、ソフトからミディアムと繋ぐ1ストップ戦略を採り、6位を獲得した。

・ソフト C4:ベッテルのみが上位勢でただ1人2ストップ戦略を採り、21周のファイナルスティントでソフトを使用した。

マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
「今日は、エキサイティングで見応えある闘いが才能豊かな若いドライバー間で繰り広げられ、終始スリリングなレース展開となりました。この偉大な2人のドライバー、マックスとシャルルの両名を祝福します。タイヤのパフォーマンスに関しては満足しています。全3種類のコンパウンドは、今シーズンで最も高い路面温度にもかかわらず、レースにおけるそれぞれの重要な役割を果たしていました。大半のドライバーが1ストッパーだったなか、6位を獲得したランド・ノリスは、ハードタイヤを用いることなく1ストップ戦略を実行しました。我々は、このままシュピールベルクに留まり、今日ポイントを獲得した2台のアルファロメオとともに、2020年型タイヤの2日間テストに臨みます」

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カテゴリー: ピレリ | F1オーストリアGP