ピエール・ガスリー レッドブルF1不振の角田裕毅に助言「雑音を断ち切れ」

角田裕毅は2025年シーズンのマシンに順応できず、直近10戦でわずか1度のポイント獲得にとどまっており、チーム内での立場が揺らいでいる。
そんな中、かつてマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてプレッシャーを経験したガスリーが、自らの経験を踏まえて語った。
「それぞれの状況は本当に固有のものだし、僕らはみんなそれを違うやり方で処理したり対応したりする」とガスリーはアゼルバイジャンGPを前に語った。
「結局のところ、それは君自身がどういう人間で、どういうアスリートかにかかっている。何が君に合って、何が合わないのか、そして君の周りにどういうサポートや環境が必要なのか、そういうことだ」
「これは僕が裕毅と話していることでもある。僕らはとてもオープンに話し合っているし、良い関係を築いていると思う。最終的に、彼は自分にとってパフォーマンスに集中する最良の方法を見つける必要がある」
「結局のところ、競技スポーツにいる限り重要なのは、君が出すパフォーマンスだけなんだ。そして直面している制約のなかで、自分のスキルを最大限に発揮するにはどうするのがベストなのかを見極めなければならない」
「常に多くの話題や雑音があるものだし、それを頭に入り込ませない方法を見つける必要がある。君は毎日目覚めたときに『どうやって今やっていることをもっと良くできるか』と考えなければならない。良いときでも、困難なときでも、それだけが君を前に進めてくれる唯一の問いなんだ。
「それを彼がシーズン終了までに実行できることを願っている」
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