ハミルトンの強さとフェラーリのチームプレイが印象的だったF1中国GP

2008年10月23日
F1 中国GP
ルイス・ハミルトンが、週末を完全に支配し勝利を飾ったF1中国GP。日本GPで失態をみせたハミルトンだが、上海では他を寄せ付けない力強いパフォーマンスをみせ、タイトル獲得へ向け7ポイント差へとリード広げた。

3回のフリー走行、予選の3セッション、そして決勝でファステストラップと、週末の全てセッションで最速タイムを記録したルイス・ハミルトン。今シーズン、ハミルトンが決勝レースでファステストラップを記録したのは、実はこの中国GPが初めて。チャンピオンシップの首位に立つドライバーが、これまでファステストラップを記録していなかったことは意外な事実といえる。

BMWザウバー、2009年マシンの開発は順調

2008年10月22日
BMWザウバー マリオ・タイセン
BMWザウバーは、中国GPを終えてチャンピオンシプでのタイトル獲得の可能性を完全に失った。しかし、チーム代表のマリオ・タイセンは、2009年マシンであるF1.09の開発が順調に進んでいることを明らかにした。

「順調に進んでいると思う。デザイン作業は、計画通りに進んでいる。また、トラック上でも空力開発を予定通りに終えようとしている」

ホンダ、若手ブラジル人ドライバーを起用か

2008年10月22日
ホンダの最有力候補とされるブルーノ・セナ
2009年のドライバーを発表していないホンダだが、若手ブラジル人ドライバーを起用するのではないかと言われている。

ホンダは来年、ブラジルの石油企業ペトロブラスとスポンサー契約を結ぶと見られている。ペトロブラスは、現在ウィリアムズとスポンサー契約をしている。

ホンダは、いまだアロンソの決定を待っているが、アロンソがホンダに来なかった場合、ペトロブラスは、ジェンソン・バトンのチームメイトとして若手ブラジル人を推すと思われる。

ブリアトーレ、「ブルデーはルノーにとって年齢が高すぎる」

2008年10月22日
セバスチャン・ブルデー
ルノーのチーム代表であるフラビオ・ブリアトーレは、セバスチャン・ブルデーが2009年にルノーのシートに座るとの推測を否定した。

フラビオ・ブリアトーレは、セバスチャン・ブルデーを「年齢が高すぎる」とコメント。

このブリアトーレのコメントは、来年のルノーのシートがひとつが空席であり、ルーカス・ディ・グラッシかロマン・グロージャンが座るのではないかという憶測を強めた。

レッドブルのテストドライバー候補にハイメ・アルグエルスアリ

2008年10月22日
ジェイミー・アルガシュアリ
レッドブルの2009年のテストドライバー候補としてハイメ・アルグエルスアリが有力視されている。

18歳のスペイン人ドライバーであるハイメ・アルグエルスアリは、レッドブルの支援ドライバーであり2008年のイギリスF3チャンピオン。

アルグエルスアリは、レッドブルのテスト兼リザーブドライバーであるセバスチャン・ブエミの後任として契約間近であると報道された。

フォース・インディアとマクラーレンの契約間近か

2008年10月22日
来年のフォース・インディアはマクラーレンのマシンを使用?
フォース・インディアとマクラーレンとのパートナーシップがほぼ確実になったようだ。

マクラーレンのチーム代表ロン・デニスは、中国GPで、フォース・インディアと技術的パートナーシップについて交渉しているが最終的な契約はまだ結んでいないと述べていた。

しかし、チーム代表会議での他のチーム代表の話を聞くと、状況はかなり明確なようだ。

FIAとFOTAがコスト削減に合意

2008年10月22日
マックス・モズレー
FIAと、F1に参戦する全10チームからなるFOTAがジューネーブで会議を開き、F1におけるコスト削減に合意したことを発表した。

ジュネーブの会議にはFIAから会長のマックス・モズレー、FOTAから会長のルカ・ディ・モンテゼーモロ(フェラーリ)および副会長のジョン・ハウエット(トヨタ)が出席。2009年および2010年に向けた大幅なコスト削減に同意した。

ティモ・グロック、中国GPを振り返る

2008年10月22日
ティモ・グロック
ティモ・グロックが、F1中国GPを振り返った。グロックは、7位入賞で2ポイントを獲得。ドライバーズランキングで1ポイント差でマーク・ウェバー(レッドブル)を抜き、10位に浮上した。

上海では7位に入賞し、更に2ポイント獲得しましたが感想はいかがですか?
7位は満足がいく結果だった。レースの前までは難しい週末になっていたし、セットアップを改善するため多くの作業をこなさなければならなかったからね。予選後はいい気持ちじゃなかったけど、でもレースでは本当にがんばって攻めたし、戦略も完璧だった。今のように競争が激しいF1では、12位からスタートしながらポイント圏内でフィニッシュするのは簡単なことじゃない。それだけに私はハッピーなんだ。

F1のチームオーダー禁止に否定的なマルク・ジェネ

2008年10月21日
チームオーダー マルク・ジェネ
フェラーリのテストドライバーであるマクル・ジェネは、F1のチームオーダーを“無意味なもの”だとする意見を述べた。

チームオーダーの禁止に関しては、2002年のオーストラリアGPで、当時フェラーリのチーム代表を務めていたジャン・トッドが、ファイナルラップまでトップを走行していたルーベンス・バリチェロに対して、「ミハエル・シューマッハに順位を譲れ」と指示を送り、ミハエル・シューマッハが優勝したこと騒動により、2003年以降のレギュレーションにおいて禁止となった。
«Prev || ... 9609 · 9610 · 9611 · 9612 · 9613 · 9614 · 9615 · 9616 · 9617 ·... | | Next»
 
F1-Gate.com ホーム