ホンダ RA108がトラックデビュー

2008年1月23日
(画像)ホンダ RA108が初登場 (画像)RA108のシェイクダウンはバリチェロが担当 
ホンダは23日、バレンシアで2日目のテストを行い、2008年マシン「RA108」が初登場し、トラックデビューを果たした。テスト用の白い暫定カラーが施されたRA108は、ルーベンス・バリチェロによって、シェイクダウンが行われた。

RA108は、昨年のマシンRA107と目にみえて異なる。RA107よりも高いノーズと角ばった車体が特徴的だ。

RA108は、1月29日(火)に、イギリスのブラックリーで正式発表される。

フェラーリ、バレンシアテスト(1月22日)

2008年1月23日
F2008でベストタイムを記録したフェリペ・マッサ
フェラーリは22日、バレンシアでのテスト初日を迎えた。

キミ・ライコネンとフェリ・マッサは、F2008の全体的な開発を主に行い、ベストなセッティングを探った。テストは、一日を通して特に問題が起こることなく進められた。

フェリペ・マッサは97周を走行し、この日のベストタイムとなる1.12.182を記録。キミ・ライコネンは105周を走り、1.12.721というタイムで2位につけた。

テストは明日も行われ、引き続きライコネンとマッサがステアリングを握る。

ホンダ、バレンシアテスト(1月22日)

2008年1月23日
(画像)RA107をドライブするアレキサンダー・ブルツ 
ホンダは22日、バレンシアで2008年のテストプログラムを開始した。

この日は、テスト兼リザーブドライバーとしてチームに加入したアレキサンダー・ブルツが初走行。チームとマシンになれる慣れるべく、RA107で計51週を走った。

明日午前中のテストプロブラムは、ブルツに変わってルーベンス・バリチェロが担当する。

また、明日水曜日のテストには小暮卓史も参加。小暮は、今回、ホンダが推進している人材育成プロジェクトである“ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト”の一環としてRA107に乗るチェンスを得た。

BMW、バレンシアテスト(1月22日)

2008年1月23日
BMWバレンシアテスト初日
BMWは22日、バレンシアでのテストを開始した。

ニック・ハイドフェルドが、F1.08のステアリングを握り、様々なエアロダイナミクスの比較やサスペンションセッティングなどのF1.08の開発作業を行った。小さなトラブルもなく、生産的な一日となった。先週とうって変わり天候はとても良く、エンジニアは様々のデータを収集した。

マルコ・アスマーは、F1.07Bをドライブし、システムチェックとSECUの開発作業を行った。

明日はロバート・クビサがF1.08をドライブし、ニック・ハイドフェルドがF1.07Bのテストを担当する。

フォース・インディア:バレンシアテスト(1月22日)

2008年1月23日
フォース・インディア バレンシア合同テスト初日
フォース・インディアは22日、バレンシアでのテストを開始した。チームは先週のヘレスでの3日間のテストに加えて259kmの走行を重ねた。2008年の標準ECUのデータ収集とセットアップ全般を完了させた。

チームは、シーズンに向けてそり多くの距離を走ることに集中し、ランチタイム前には1周のロングランを完了させた。しかし、午後にメカニカルトラブルが発生し、走行は制限されてしまった。トニオ・リウッツィは、トータルで64周を走行した。

レッドブル:バレンシアテスト(1月22日)

2008年1月23日
RED BULL
レッドブルは22日、バレンシアでのテストを開始した。

今回のテストのメインの目的は、通常の新車のテスト同様、全てのシステムを一通り見直し、クルマに対する全般的な知識を深めること。今日はほとんどトラブルも発生せず、クルマのバランスやセットアップの作業をスタートさせた。

デビッド・クルサードは、RB4での82周のテスト走行を完了し、チームにとってはポジティブな1日となった。明日は、マーク・ウェバーがテストを引き継ぎ、RB4での初走行を行う。

トロ・ロッソ:バレンシアテスト(1月22日)

2008年1月23日
TORO ROSSO
トロ・ロッソは22日、バレンシアでのテストを開始した。午前中のチームのメイン目的は、2人のドライバーがチームが長い間使用していなかったバレンシアのサーキットを理解することであった。

午後になり、風と気温が変化しトラック状況が良くなると、セバンチャン・ボーデは、いくつかの新しいエアロパーツの評価を行い、セバスチャン・ベッテルはセットアップ作業を続けた。

明日も、2人のセバスチャンがテストを続ける。

マクラーレン:バレンシアテスト(1月22日)

2008年1月23日
マクラーレン F1
マクラーレンは22日、バレンシアでウインターテストを開始。MP4-23による走行を重ねた。

テストは、2008年F1マシンであるMP4-23の開発と、ギアボックスの4レース使用という2008年の新しいレギュレーションに対するギアボックスの耐久性に焦点が当てられた。

明日23日は、ヘイキ・コバライネンとルイス・ハミルトンがテストを担当する。

ウィリアムズ:バレンシアテスト(1月22日)

2008年1月23日
ウィリアムズ F1
ウィリアムズは22日、バレンシアにて2日目のテストを行い、ニコ・ロズベルグがFW30のステアリングを初めて握った。ロズベルグは、3番手となるタイムをマーク。また、中嶋一貴はFW29Bをドライブし、7番手タイムを記録した。

チームは今週、徐々に距離を伸ばしFW30の信頼性をテストする。また、ファクトリーでの開発、風洞から得たデータと実走行の印象からのパフォーマンスレベルを比較し、分析を行う。さらに新しいセッティングでのメカニカル面の変化、空力面での反応を評価し、セットアップの方向性を煮詰めていく予定である。
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