F1第2戦:マレーシアGP決勝 (ドライバーコメント)
2008年3月24日
2008 FORMULA 1 Petronas Malaysian Grand Prix
1位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
「僕のためにもチームのためにも、今回の勝利にはとても満足している。フェリペがもう少しのところで、結果を残せなかったのは残念だ。スタートでフェリペに並んだけど、リスクは冒さなかったし、最初のピットストップが彼より一周遅いことはわかっていた。そのときがきて、僕は最大限にプッシュし、なんとかピットストップで彼の前に出ることができた。その後は前がクリアだったし、マシンがパーフェクトだったので、マシンとタイヤに負担をかけずに状況をコントロールできた。僕たちは予選では少し苦戦しているか、レースでは高いポテンシャルがある。シーズンのスタートは非常に複雑だったが、チームへの信頼を失うことはないよ。僕たちはまだまだうまくやれるよ」って思っている」
2位 ロバート・クビサ (BMW)
「2戦連続の表彰台は、チームにとって、ペトロナスのとって、そして僕にとって素晴らしい一日だった。僕にとって、2006年のモンツァ以来の表彰台となる。マシンを改善するためにここ2ヶ月にわたって、非常に懸命に働いてくれたチームのみんなに感謝した。たくさんのホイールスピンをしてしまい、スタートは良くなかった。ニックとヤルノ・トゥルーリとの戦いとなった。僕は汚れている側のラインにいて、ほとんどのクルマに抜かれた。しかし、なんとかコーナーを切り抜け、彼らをオーバーテイクした。この瞬間から、僕は自分のペースでドライブした。フェラーリは速すぎたが、後ろのクルマとのギャップは広げることができた。2回目のピットストップのあと、エンジンを労わるために回転するを下げ、気楽になった。週末はあまり調子がよくなかったし、マシンの中はとても暑かった。だから最後の10周はとてもキツかった。でも、素晴らしい結果のおかげですべては帳消しになったよ」
3位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
「昨日のペナルティを考えるよ、今日の結果にはとても満足している。たぶん僕たちにとって考えられる最高の結果だ。僕たちの作戦は本当にうまく機能し、レースのほとんどをクーリンな状態で走れた。チームは本当に素晴らしい仕事をしたし、チームのために僕の初表彰台を捧げられて幸せだ。僕は最初のスティントでは、グレイニングという小さな問題があった。しかし、20周まで留まることができて、ヤルノ・トゥルーリを最初のピットストップで抜くことができた。2度目のピットストップのあとは、3位を確保するために安全を期した。これ以上良い結果はないよ。」
フェラーリ、ライコネン圧勝もマッサはリタイア
2008年3月24日
フェラーリは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、キミ・ライコネンが見事なレースで優勝した。フェリペ・マッサはリタイアだった。
フェリペ・マッサがポールポジション、キミ・ライコネンが2番手からのスタートとなったマレーシアGP。序盤は1位マッサ、2位ライコネンによる圧倒的なレース展開。
1回目のピットストップでその順位は入れ替わったが、2台のフェラーリは独走態勢に入ったかのようにみえた。しかし、31周目にマッサがコースアウト。グラベルから抜け出すことができずそのままリタイアとなった。
その後、ライコネンは他を寄せ付けないレース運びで見事な優勝を飾った。
フェリペ・マッサがポールポジション、キミ・ライコネンが2番手からのスタートとなったマレーシアGP。序盤は1位マッサ、2位ライコネンによる圧倒的なレース展開。
1回目のピットストップでその順位は入れ替わったが、2台のフェラーリは独走態勢に入ったかのようにみえた。しかし、31周目にマッサがコースアウト。グラベルから抜け出すことができずそのままリタイアとなった。
その後、ライコネンは他を寄せ付けないレース運びで見事な優勝を飾った。
BMW、ロバート・クビサが2位表彰台
2008年3月24日
BMWは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、ロバート・クビサが2位表彰台を獲得。ニック・ハイドフェルドも6位に入り、チームで11ポイントを獲得した。
BMWが2戦連続で表彰台を獲得した。今回ポディウムに上ったのはロバート・クビサ。彼にとって2006年のモンツァ以来の表彰台であり、2位は彼のF1での最高順位でもある。
ニック・ハイドフェルドは、スタート後の1コーナーの混戦で順位を落としたが、力強いペースをみせ、6位でフィニッシュ。ハイドフェルドは、この日のファストテストタイムを記録した。
BMWが2戦連続で表彰台を獲得した。今回ポディウムに上ったのはロバート・クビサ。彼にとって2006年のモンツァ以来の表彰台であり、2位は彼のF1での最高順位でもある。
ニック・ハイドフェルドは、スタート後の1コーナーの混戦で順位を落としたが、力強いペースをみせ、6位でフィニッシュ。ハイドフェルドは、この日のファストテストタイムを記録した。
ホンダ、バトンは10位
2008年3月24日
ホンダは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、ジェンソン・バトンは10位、ルーベンス・バリチェロは13位完走だった。
ホンダ勢は、11番グリッドのバトンがソフト側のオプションタイヤ、14番グリッドのバリチェロがハード側のプライムタイヤを履いて、レースに臨んだ。
ホンダ勢は、11番グリッドのバトンがソフト側のオプションタイヤ、14番グリッドのバリチェロがハード側のプライムタイヤを履いて、レースに臨んだ。
ルノー、アロンソは8位
2008年3月24日
ルノーは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、フェルナンド・アロンソが8位入賞で1ポイント獲得。ネルソン・ピケJr.は11位完走だった。
7番グリッドからスタートしたアロンソだが、1コーナーの混戦で順位を落とした。しかし、そのあと堅実なレース運びで順位をあげ、1ポイントを獲得した。
ネルソン・ピケJr.もF1初完走を果たし11位でレースを終えた。
パフォーマンス面に課題が残るルノー。スペインではアロンソ仕様ともいえるほぼBスペックに近いマシンが投入されるという。しばらく、我慢のレースが続きそうだ。
7番グリッドからスタートしたアロンソだが、1コーナーの混戦で順位を落とした。しかし、そのあと堅実なレース運びで順位をあげ、1ポイントを獲得した。
ネルソン・ピケJr.もF1初完走を果たし11位でレースを終えた。
パフォーマンス面に課題が残るルノー。スペインではアロンソ仕様ともいえるほぼBスペックに近いマシンが投入されるという。しばらく、我慢のレースが続きそうだ。
トロ・ロッソはダブル・リタイア
2008年3月23日
トロ・ロッソは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、2台揃ってリタイアとなった。
セバスチャン・ブルデーは、ギアボックスに問題が生じ、1周目でリアイア。セバシチャン・ベッテルは、レース中盤にマシンのリアから出火し、マシンを止めた。
トロ・ロッソにとっては信頼性に課題を残す週末となった。
セバスチャン・ブルデーは、ギアボックスに問題が生じ、1周目でリアイア。セバシチャン・ベッテルは、レース中盤にマシンのリアから出火し、マシンを止めた。
トロ・ロッソにとっては信頼性に課題を残す週末となった。
レッドブル、マーク・ウェバーが7位入賞
2008年3月23日
レッドブルは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、マーク・ウェバーが7位、デビッド・クルサードは9位だった。
マーク・ウェバーは、ハードタイヤでスタートし、序盤は4位で中団のレースをリード。戦略的な問題で2回目のピットストップで後退してしまったが、ルノーのフェルナンド・アロンソをおさえて7位入賞。貴重な2ポイントを獲得した。
初日のプラクティスでクラッシュを期したデビッド・クルサードも堅実な走りで9位完走を果たした。
マーク・ウェバーは、ハードタイヤでスタートし、序盤は4位で中団のレースをリード。戦略的な問題で2回目のピットストップで後退してしまったが、ルノーのフェルナンド・アロンソをおさえて7位入賞。貴重な2ポイントを獲得した。
初日のプラクティスでクラッシュを期したデビッド・クルサードも堅実な走りで9位完走を果たした。
ウィリアムズ、中嶋一貴は最下位
2008年3月23日
ウィリアムズは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、ニコ・ロズベルグは14位、中嶋一貴は17位という結果に終わった。
オーストラリアGPでは、ニコ・ロズベルグが3位表彰台、中嶋一貴も3ポイントを獲得したウィリアムズだったが、マレーシアではノーポイントに終わった。
ロズベルグは、1周目にティモ・グリックとの接触で緊急ピットインしなければならず、その後も燃料システムのトラブルにより戦略を変更せざるを得なかった。
ペナルティにより最後尾からのスタートとなった中嶋一貴は、スタートに成功し順位をあげたが、タイヤのパンクやコースオフなどでペースを作ることができず、結果的に最下位でレースを終えた。
オーストラリアGPでは、ニコ・ロズベルグが3位表彰台、中嶋一貴も3ポイントを獲得したウィリアムズだったが、マレーシアではノーポイントに終わった。
ロズベルグは、1周目にティモ・グリックとの接触で緊急ピットインしなければならず、その後も燃料システムのトラブルにより戦略を変更せざるを得なかった。
ペナルティにより最後尾からのスタートとなった中嶋一貴は、スタートに成功し順位をあげたが、タイヤのパンクやコースオフなどでペースを作ることができず、結果的に最下位でレースを終えた。
フォース・インディア、フィジケラが12位完走
2008年3月23日
フォース・インディアは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、ジャンカルロ・フィジケラが12位完走。エイドリアン・スーティルはリタイアだった。
フィジケラはスタートで順位を落とし、ソフトタイヤに苦しんだが、一回目のピトストップでハードタイヤに交換後は良いペースをみせ、バリチェロ、ウィリアムズ、スーパーアグリを抑えて12位でフィニッシュ。フォース・インディア移籍後、初完走を果たした。
スーティルは、レース序盤にハイドロリックの問題が生じリタイアとなった。
フィジケラはスタートで順位を落とし、ソフトタイヤに苦しんだが、一回目のピトストップでハードタイヤに交換後は良いペースをみせ、バリチェロ、ウィリアムズ、スーパーアグリを抑えて12位でフィニッシュ。フォース・インディア移籍後、初完走を果たした。
スーティルは、レース序盤にハイドロリックの問題が生じリタイアとなった。