F1トルコGP 決勝 (ドライバーコメント)

2009年6月8日
F1 トルコGP 決勝 ドライバーコメント
2009 FORMULA 1 ING TURKISH GRAND PRIX

ブラウンGP:バトン4連勝で今季6勝目 (F1トルコGP)

2009年6月8日
ジェンソン・バトン F1トルコGP 優勝
ブラウンGPは、F1トルコGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが1位、ルーベンス・バリチェロはリタイアだった。

ジェンソン・バトンが、またしても圧倒的な強さを見せつけた。2番グリッドからスタートしたバトンは、1周目で首位に立ってからは独走状態。レース終盤にエンジンを労わるまでは、2位に20秒以上の差をつける余裕のレース展開をみせた。

レッドブル:ダブル表彰台 (F1トルコGP)

2009年6月8日
レッドブル F1 トルコGP
レッドブルは、F1トルコGPの決勝レースで、マーク・ウェバーが2位、セバスチャン・ベッテルは3位だった。

ポールポジションからスタートしたベッテルだったが、1周目のターン9でワイドになってしまい、ジェンソン・バトンの先行を許してしまう。一方、4番グリッドからスタートしたマーク・ウェバーは、3番手にポジションをあげてベッテルを追いかける。

トヨタ:ダブル入賞で復調の兆し (F1トルコGP)

2009年6月8日
トヨタ F1 トルコGP 結果
トヨタは、F1トルコGPの決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが4位、ティモ・グロックが8位に入り、ダブル入賞を果たした。

ヤルノ・トゥルーリ (4位)
「レース結果にもクルマにも満足している。パフォーマンスの向上のために頑張って働いたので、表彰台を狙う位置に戻ったことは大変嬉しい。今週末は、エンジニアを含めチームで改良を重ねた結果、スタートに成功し、第1コーナーで2つも順位を上げた。ただ、1周目でブレーキ不足に大変苦しみ、4番手に下がってしまった。その後はリズム良くラップを刻み、ニコ・ロズベルグと激しく競い合った。最初のピットストップで、彼に前に出られたが、すぐに立て直し、2回目のピットストップで追い抜いた。路面にゴムが乗ってくると、最後まで競争力を高く保ちながら、上位争いができて楽しかった。今週金曜日より、感触が良く、適切なセットアップが見つかった。再び高いレベルで競い合うようになり、嬉しい限りだ」

フェラーリ:マッサ、トルコ4連覇ならず (F1トルコGP)

2009年6月8日
フェラーリ F1 トルコGP
フェラーリは、F1トルコGPの決勝レースで、フェリペ・マッサが6位、キミ・ライコネンは9位だった。

フェリペ・マッサ (6位)
「僕たちにとって、非常に難しい一日だった。6位が僕たちのベストだったという事実を受け入れなければならない。僕たちの前ノマシンと戦うには十分な速さがなかったからね。パフォーマンス不足を補い、シルバーストンのレースをスタートするために、マシン開発面でプッシュし続けなければならない。金曜日から、タイヤをうまく働かせるため方法を見つけることに手こずっていた。たとえば、今日はソフト側が前日より良かったと思うけど、昨日までデグラデーションがかなり重要だったので、スタートからそれらを使うにはリスクがあった」

ルノー:次戦での改善に期待 (F1トルコGP)

2009年6月8日
ルノー F1 トルコGP
ルノーは、F1トルコGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが10位、ネルソン・ピケJr.が16位だった。

フェルナンド・アロンソ (10位)
「もちろんフラストレーションを感じている。僕たちはポイント圏内でフィニッシュすることができなかったけど、正直なところ、今日はこれ以上は期待できなかった。8番手からスタートしたけど、グリッドで最も軽いクルマは不利だった。最初のピットストップのあとに上位のペースに付いていくことができなかったからね。僕たちはすぐに改善する必要がある。シルバーストンのレースのための変更は、ポイントを獲得し、シーズン後半の状況を変えられるかがわかる重要なものだ」

ウィリアムズ:中嶋一貴は12位 (F1トルコGP)

2009年6月8日
ウィリアムズ:中嶋一貴は12位 (F1トルコGP)
ウィリアムズは、F1トルコGPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが5位、中嶋一貴は12位だった。

中嶋一貴 (12位)
「良いスタートが切れたし、ファーストラップも力強くいけました。2回目のピットストップまで全てがうまくいっていました。これまでのキャリアでベストなレースだったかもしれないので、ピットストップでの出来事は本当に残念です。基礎的な部分では今日の僕たちはコンペティティブでしたし、トラック上でライコネンとアロンソを打ち負かせる良いクルマと堅実な戦略を与えてくれたチームに感謝しています。ピットストップのミスから学ばなければなりませんし、次回は良い結果が出せることを期待しています」

マクラーレン:ノーポイントという厳しい現実 (F1トルコGP)

2009年6月8日
マクラーレン F1 トルコGP
マクラーレンは、F1トルコGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが13位、ヘイキ・コバライネンが14位だった。

ルイス・ハミルトン (13位)
「何のドラマもないレースだったが、個人的には走りを楽しむことができた。スタート時点では、かなりの燃料を搭載していてクルマが重い状態だったが、とにかくプッシュした。自分のポテンシャルをフルに発揮できたと思えるので、(この順位でも)微笑むことができる。今後ともしっかりと顔を上げて、ハードワークを続けることがもっとも重要だ。これからの自分の役割は、今季型マシンに存在する問題を解消し、来季型を最良の状態に仕上げられるようチームを支援することにある。再び勝てるマシンを手にすることができれば、またこの手で勝利を掴んでみせる。ジェンソン(バトン:ブラウンGP)は、今日も素晴らしい仕事をした。次戦シルバーストンでも彼の健闘を祈りたい。自分にとっても地元イベントなので、できるだけのことはしたい。僕がこんな状態でも、ファンは見捨てないでしっかりと応援してくれるだろう」

BMWザウバー:クビサが今季初ポイント (F1トルコGP)

2009年6月8日
BMWザウバー F1 トルコGP
BMWザウバーは、F1トルコGPの決勝レースで、ロバート・クビサが7位、ニック・ハイドフェルドが11位だった。

ロバート・クビサ (7位)
「やっとポイントが獲れて良かったよ。今日はうまくレースができたと思っている。ペースも良かったし、ミスもなかった。レースはとても厳しかったし、ほとんど全ての時間、誰からが僕の後ろに接近していたし、小さなミスがポジションを犠牲にしただろう。ペースを維持するのはとても難しかった。でも、7位でフィニッシュしたことは明らかに前進だし、これから僕たちは開発スピードを維持しなければならない」
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