佐藤琢磨、予選11番手 (インディカー開幕戦)

2011年3月27日
佐藤琢磨
佐藤琢磨は、インディカー開幕戦セントピーターズバーグの予選で11番手だった。

今年からの新しい予選ルールにより、ドライバーたちが各予選ステージで使用できるのはハードかソフトのいずれか1種類、1セットのみとされた。このルールで行われた初めての予選は、とても興味深いことに、第1ステージから第3ステージまで全員がソフトタイヤだけを使って走った。ハードを選択したチームはゼロだった。

ニック・ハイドフェルド、ヘルメットにロバート・クビサへのトリビュート

2011年3月27日
ニック・ハイドフェルド
ニック・ハイドフェルドは、ロバート・クビサへのトリビュートとしてヘルメットに“RK”のロゴとポーランドの国旗、また東日本大震災に見舞われた日本へのメッセージとして日の丸を掲載してF1オーストラリアGPに出走する。

ニック・ハイドフェルドは、ラリーでの事故で重傷を負ったロバート・クビサの代役として、今年ロータス・ルノーGPのコックピットを得た。

F1 オーストラリアGP 予選 : ドライバーコメント

2011年3月26日
F1 オーストラリアGP 予選
2011 FORMULA 1 QANTAS AUSTRALIAN GRAND PRIX

ヒスパニア・レーシング:2台とも予選落ち (F1オーストラリアGP予選)

2011年3月26日
ヒスパニア・レーシング
ヒスパニア・レーシングは、F1オーストラリアGPの予選で、ヴィタントニオ・リウッツィ、ナレイン・カーティケヤンともにQ1の107%タイムに到達することができず予選落ちとなった。

ヴィタントニオ・リウッツィ
「全員が驚くべき仕事をした。全員が立派に働いたので誇りに思うべきだし、将来にむけてポジティブでいなければならないと思う。107%に入れなかったので動揺しているけど、マレーシアを楽しみにしている」

マクラーレン:見事な大躍進 (F1オーストラリアGP予選)

2011年3月26日
マクラーレン
マクラーレンは、F1オーストラリアGPの予選で、ルイス・ハミルトンが2番手、ジェンソン・バトンが4番手だった。

開幕戦の予選はマクラーレンが大きなサプライズとなった。冬季テストでは信頼性とパフォーマンス不足に陥っていたマクラーレンだが、開幕直前にフロアとエキゾーストをやり直すことを決断。それが見事に功を奏し、メルボルンでは2番目に速いチームにまであがってきた。

フェラーリ:予想外の苦戦 (F1オーストラリアGP予選)

2011年3月26日
フェラーリ
フェラーリは、F1オーストラリアGPの予選で、フェルナンド・アロンソが5番手、フェリペ・マッサが8番手だった。

フェルナンド・アロンソ (5番手)
「僕たちがこの結果に満足できるはずはないけど、すぐに大袈裟に騒ぎたてるべきではない。僕たちはマシンの最大限を引き出せなかった。その理由を理解しなければならない。テストで見たものと比較して、僕たちはここでスペインではずっと離されていたマシンの近くで終えられた」

レッドブル:ベッテルが断トツの速さでPP (F1オーストラリアGP予選)

2011年3月26日
セバスチャン・ベッテル ポールポジション
レッドブルは、F1オーストラリアGPの予選で、セバスチャン・ベッテルがポールポジション、マーク・ウェバーが3番手だった。

現役チャンピオンのセバスチャン・ベッテルが驚愕のパフォーマンスをみせつけた。多くのドライバーがタイヤに苦戦するなか、セバスチャン・ベッテルはわずかな周回で好タイムを連発。コースレコードとなる1分23秒529という異次元の速さで2番手に0.778秒差をつけ通算16回目のポールポジションを獲得した。

ザウバー:小林可夢偉は9番手 (F1オーストラリアGP予選)

2011年3月26日
小林可夢偉
ザウバーは、F1オーストラリアGPの予選で、小林可夢偉が9番手、セルジオ・ペレスが13番手だった。

小林可夢偉 (9番手)
「クルマ全体のパフォーマンスとしては悪くはないし、冬のテストでやってきたことも間違いないことが分かりました。もちろん、まだまだ改善しないといけないところがありますが、今回はまだ最初のグランプリだし、そこでQ3に行けたのはよかったと思います。チームにも感謝しています。もしQ3に中古ではなく新品のソフトタイヤが残っていれば、6番手にはなれたと思いますが、ともかく今日はポジティブなニュースを日本に届けられたことを嬉しく思います」

ヒスパニア・レーシング、107%ルールで決勝出場ならず

2011年3月26日
ヒスパニア・レーシング
107%ルールで予選落ちしたヒスパニア・レーシングは、FIAに決勝レースへの出場を要請していたが、FIAはそれを拒否。ヴィタントニオ・リウッツィとナレイン・カーティケヤンがF1オーストラリアGPの決勝には出場できないことが決定した。

ヴィタントニオ・リウッツィとナレイン・カーティケヤンは、どちらもQ1のトップタイムを記録したセバスチャン・ベッテルのタイムの107%以内に達することができず予選落ちした。
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