ブリヂストンF1(画像)
ブリヂストンは、F1用に1種類で全てのウェットコンディションに対応できる新しいウェットタイヤを開発している。

現在のレギュレーションでは、スタンダード・ウェットとエクストリーム・ウェットという2種類のウェットタイヤが指定されている。しかし、ブリヂストンがタイヤを供給しているGP2では、あらゆる雨天コンディションをカバーする1種類のウェットタイヤを使用している。

ブリヂストンは、F1でもエクストリームから摩滅すると、スタンダード・ウェットに変化し、より乾いた状態でも使用できるように設計された単一のウエットタイヤを開発中であると明かした。

ブリヂストンのモータースポーツタイヤ開発部長の浜島裕英は「F1のウェットタイヤ開発から多くのことを学び、GP2の単一ウェットタイヤは興味深い開発分野です。」と語る。

浜島氏はグランプリでこのタイヤを使用するにはレギュレーション変更が必要だと説明した。

「現在、F1用に新しいウェットタイヤを開発中です。しかし現在のレギュレーションではウェットとエクストリームウェットという2種類のウェットタイヤが指定されています。したがって、このタイヤがレース週末で使われるのはかなり先のことになるでしょう。」

ブリヂストンは、今後テストでウェットコンディションの際に各チームにこの新しいウェットタイヤを提供するという。

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カテゴリー: F1 / F1関連 / ブリヂストン