メルセデスF1代表、ラッセルのF1初勝利に立ち会えずも「後悔はない」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1ブラジルGPでのジョージ・ラッセルのF1初優勝を見届けることができなかったが、遠くからインテルラゴスでのアクションに没頭し、見守っていた。

2014年にメルセデスF1チームの指揮を執って以来、トト・ヴォルフは過去9シーズンで今年の鈴鹿でのF1日本GPを含め、3戦しか欠場していない。11月に予定が詰め込まれていたため、サンパウロでのフライアウェイラウンドを欠場することを余儀なくされた。

しかし、アブダビのホテルのスイートルームには、メルセデスF1のガレージの指令室の再現され、トト・ヴォルフはチームのアクションを見守った。

「まさか自分が経験するとは思わなかっていなかったまた新たな興味深い経験だった」とトト・ヴォルフはBeyond The Gridに語った。

「私はすでにアブダビにいて、そこでいくつかの商談があった。ホテルの部屋に座って完全なインターホンを構築していたので、通常持っているすべてのチャンネルを聞いて話すことができた」

「タイミングスクリーンとテレビフィードを構築していたので、文字通りガレージと同じ状況だった。ホテルにいることを考えていなかった。本当に状況に没頭したからね」

ジョージ・ラッセルとメルセデスF1の両方がブラジルGPの週末を楽しんだ。ラッセルは、土曜日のスプリントで優勝し、日曜日を支配し、チームメイトのルイス ハミルトンは2位でフィニッシュでチームのシーズン唯一の勝利に1-2フィニッシュの花を添えた。

トト・ヴォルフは、この日の欠席は、見過ごされがちなメルセデスF1のリーダーたちの彼が言うところのチームの「心と魂」にとって、脚光を浴びる瞬間を楽しむ当然の機会だったと語る。

「我々が勝ったとき、スージーが「そこにいなかったことを後悔しているに違いない』と言ってきた」とトト・ヴォルフは振り返る。

「でも、実際にはまったくそんなことはなかった。常に私とドライバーに関するものだからね」

「我々はインタビューを受け、脚光を浴び、我々全員が他の人が行った仕事のすべての功績を認めている」

「私がそこにいなかったことが、そこにいた人々の誇り、ファクトリーの誇りであり、太陽の光を奪うことはなかった」

「ショブ(アンドリュー・ショブリン)、ブラッドリー(ロード)、ジェームス(ボウルズ)はチームの心であり魂だ」

「その瞬間、私はこれ以上ないほど誇りに思った。そして、彼らが彼らのやり方で行動しているのを見て、私は自分自身にこれ以上幸せを感じることはできなかった」

F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / ジョージ・ラッセル