メルセデスF1 「予選モードの禁止はむしろレースペースの向上に繋がる」
メルエデスF1は、予選モードの禁止はむしろレースにおける競争力の向上につながるだろうと余裕をみせている。

FIA(国際自動車連盟)は、次戦F1ベルギーGPのレース前に技術指令を発行して、予選で使用されているハイパワーなモードを禁止すると考えられている。これはある意味、予選で後続1秒以上の差をつける圧倒的な強さのメルセデスへの対策だと考えられている。

技術指令では、予選とレースで同じセッティングをパワーユニットを走らせることを強制することになるとされている。

予選でハイパワーモードを使用すると、エンジンに大きな負荷をかけ、より多くの燃料が消費される。そのため、決勝ではそこまでハイパフォーマンスなモードが使用されることはない。

したがって、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、予選でのエンジンを酷使することがなくなれば、レースで余裕をもってパフォーマンスにアクセスすることができると考えている。

「我々は土曜日にパフォーマンスに事欠いていない。これまでのところ、かなりのマージンを持っている」とトト・ヴォルフは語る。

「パワフルなエンジンモードを使ったことによって制限されたことで、いくつかのレースでは苦戦してさえいた。もしF1がシーズン中に特定のパワーユニットモードを禁止するというならば、それはレースで我々の役に立つだろう」

「予選の数周でパワーユニットが負うダメージを防ぐことができれば、Q3とレースの一部ラップでのダメージは劇的に下がる。つまり、予選モードでの5周がなくなることで、我々はレースで25周分多くのパフォーマンスが発揮できるようになる。それはパフォーマンス向上になると考えている」

「確かに予選では多少の痛手になるかもしれない。確信はないが、コンマ数秒に相当するだろう。だが、そうだとしても、他も同じように痛手を負うはずだ」

「我々の場合、パワーユニットから引き出せるものについては常に大きなマージンを持たせている。だから、予選モードを制限されたとしても、レースでより強くなるだけだ」

一方、エンジンのハイパワーモードは、レース中にオーバーテイクのブーストに使用される。ここぞというときの武器を失うことになれば、逆にメルセデスのライバルはさらに苦戦を強いられることになるかもしれない。

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カテゴリー: F1 / メルセデス