メルセデスのF1エンジンの信頼性に綻び・・・4回目のトラブルが発生
メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目のルイス・ハミルトンのストップがエンジンの問題の結果であることを確認。昨年、ルイス・ハミルトンがエンジン使用基数の制限内で乗り切ったメルセデスのF1エンジンの信頼性に綻びが生じている。

ルイス・ハミルトンは、午後のセッションの1時間40分が経過した頃、ターン5の出口で停止。マシンが改修されるまで長い赤旗中断を引き起こした。

メルセデスF1は、ルイス・ハミルトンのストップがF1エンジンの“油圧の異常”であることを明らかにし、予防措置としてエンジンを停止させたと説明している。チームは調査を続けており、午後は14周で走行を切り上げている。

先週の1週目のテストでもメルセデスF1にはエンジントラブルが発生。2日目にバルテリ・ボッタスのエンジンが故障し、2基目のエンジンを投入していた。明日の最終日にむけて3基目の新しいF1エンジンを投入する必要がある。

メルセデスF1のカスタマーであるウィリアムズもここまでのプレシーズンテストで2度のエンジン故障に見舞われて、3基目のエンジンを投入している。これでメルセデスF1は2020年型F1エンジン『M11 EQ Power+』をテストに6基投入することになる。

ウィリアムズのF1ドライバーを務めるジョージ・ラッセルは、メルセデスが2020年型F1エンジンの開発に積極的だったことを認めたが、問題に対処してくれると確信していると語る。

「メルセデスは本当にエンジン面をプッシュしているし、現時点では間違いなく境界線をプッシュしているのは間違いない」とジョージ・ラッセルは語る。

「これはテストであり、このようなことは常に発生するものだ。でも、エンジンサプライヤーとしては彼らは物事をしっかりと把握している」

メルセデスのエンジン責任者を務めるアンディ・コーウェルは、プレシーズンテストの数週間前に“いくつか小さな問題”と戦っていたことを明らかにしていた。



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カテゴリー: F1 / メルセデスF1