メルセデス F1
メルセデスは、F1スペインGPでのバルテリ・ボッタスのエンジントラブルの原因を特定。これまで経験したことのないターボの不具合がエンジン故障に繋がったと述べた。

バルテリ・ボッタスは、3番手を走行中にエンジントラブルでリタイア。タイトル争いで重要な15ポイントを失った。バルテリ・ボッタスは、土曜フリー走行でパワーユニットに水漏れが検知され、メルセデスは序盤4戦で使用していたエンジンに載せなおしていた。

だが、メルセデスは、バルテリ・ボッタスのエンジン故障はマイレージではなく、ターボの不具合に起因するものだと説明した。

「バルテリが3番手からリタイアして貴重な15ポイントを失くしたのは痛かった。我々は問題の原因を特定している。それはターボだった。このような不具合は以前に見られなかったものであり、念には念を入れなければならないことを示している。F1はテクニカルなスポーツであり、限界に挑めば、テクニカルな問題に直面するものだ」

ロシアGPでF1初勝利を挙げていたバルテリ・ボッタスだが、スペインGPのリタイアにより、ドライバーズ選手権でセバスチャン・ベッテルに41ポイントの差をつけられた。

メルセデスはコンストラクターズ選手権でリードを取り戻したが、2位のフェラーリとの差は8ポイントとなっている。

「どんなに小さくても、ポイント面でアドバンテージをもってレース週末に臨めるのは常に良いことだ。だが、ギャップは非常に小さい。我々はフェラーリと激しい戦いをしている。一方で、これは非常にエキサイティングでチャレンジな戦いだが、その一歩で、我々は限界に挑んでいる。バルセロナでの勢力図だけを現在の評価のベースにすることはできない」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1