ロス・ブラウン
ロス・ブラウンは、メルセデスGPの取締役を辞任。今後はチーム代表としての仕事に専念していく。

先月、メルセデス・ベンツの親会社ダイムラーと財政面のパートナーを務めるアーバーインベストメントは、ロス・ブラウンやニック・フライを含めたチーム経営陣が所有する24.9%の株式を買収し、チームの完全な所有者となった。

ロス・ブラウンは、ドイツと英国の法律に従い、取締役を離れることになる。

「現在、株式はダイムラーとアーバーに渡っており、そのプロセスの一環として、私は正式な取締役ではなくなる」とロス・ブラウンはコメント。

「取締役会は主として株主のためのものであり、私はもう株主ではない。だが、それでも取締役会に働きかけることができるだろう。今後数週間で取締役を辞任する予定だが、チームでの立場とは無関係だ」

「私の役割は、チームを成功させることに集中することだ。それは私と株主が望んでいることだ。株主であることと会社経営のバランスをとるのは難しいことだし、これで状況がかなり整理される」

「自分がやりたいことに関してはよりクリアになるし、より簡単になる。私の役割は今後数年にわたって続いていく」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1