マクラーレンF1 マイアミGPで投入のアップグレードは「目に見えるゲイン」
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マクラーレンは、ランド・ノリスと2度の表彰台を獲得し、開幕5戦を終えてコンストラクターズ選手権3位につけている。
マクラーレンの開発プログラムは昨年、オーストリアGPで投入されたアップグレードによって順位が急上昇したことで評価された。
ステラは今回もそのような飛躍を期待しているわけではないが、パフォーマンスの向上が目に見える形で現れることを期待している。
「今回のアップグレードは、昨年オーストリアとシンガポールで提供したツールほど大きなものではないが、それなりのステップになるはずだ。
「このアップグレードは、昨年オーストリアとシンガポールで提供したツールほど大きくはありませんが、適切な一歩となるはずだ」とステラはメディアに語った。
「目立つはずだ。それ以上のことは言えない。そうでないと、秘密にしておきたい数字について話してしまうからね」
「しかし、おそらくシンガポールのオーストリアほど大きくはないが、たとえば風洞の数値やコンピューターシミュレーションなどの我々の予想と物事が相関している場合は顕著だと言える」
「過去12ヶ月間、この相関関係の的中率が良好であったとしても、予期せぬ事態が常に起こり得るため、これは常に大きな問題だ」
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マイアミでのタイヤの懸念
次戦マイアミはマクラーレンにとって4戦ぶり3度目の表彰台獲得のチャンスとなる。
ステラは、このイベントがタイヤのパフォーマンスと加速に大きな焦点が置かれると考えている。
「確かに、次戦もタイヤの観点からは興味深いものになるだろう」とステラは説明した。
「特にマイアミで以前のように気温が高い場合、そのトラックはかなりリアリミテッドになる。低速コーナーとその後の加速で多くのトラクションがかかる」
しかし、彼はマシンに施されたアップグレードが、アメリカでチームに課された課題に立ち向かうことになると期待している。
「これらのアップグレードには、タイヤのデグラデーションを改善する試みも含まれているので、一歩前進できるかどうか試してみたいと思う」とステラは付け加えた。
「一部のライバルに近づくための改善量を考えると、タイヤの挙動を助けるという意味では、複数回のアップグレードが必要だと言える」
「しかし、何事においても、これはある意味で絶え間ない開発なんだ。タイヤを適切な状態に保つためには、それで十分だとは決して思わないことだ」
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