F1 マクラーレン
マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2018年F1マシン『MCL33』には根本的な弱点があり、昨年マシンであるMCL32ほど強くないと認める。

ホンダとのパートナーシップを解消し、今年からレッドブル・レーシングと同じルノーのパワーユニットを搭載することで、マクラーレンはホンダのF1パワーユニットで隠されていたとシャシー性能が解放され、レッドブル・レーシングと肩を並べることができると考えていた。

しかし、実際にはレッドブル・レーシングが3勝を挙げているのに対し、マクラーレンはいまだ表彰台にも届いておらず、48ポイントしか獲得できておらずコンストラクターズ選手権で7位に沈んでいる。レッドブル・レーシングとの差は151ポイント、さらには同じエンジンを搭載するワークスルノーにも22ポイント差をつけられている。

今季マシンは基本的に昨年からの正常進化版だが、ザク・ブラウンは「あまり技術的なことを言うつもりはないが、昨年と同じレベルのダウンフォースはない」とコメント。

「我々は今年のマシンが昨年マシンよりも弱いエリアを特定している。去年はベストシャシーを持っていたか? いいや、間違いなくそうではなかった」

「去年の方が良いシャシーだったか? あらゆる異なる変数によって、イエスかノーかを断言するのは難しい。だが、去年よりもダウンフォースが少ないことはわかっている」

それでも、マクラーレンは2015年にフェルナンド・アロンソが加入して以来、最も成功したシーズンを過ごしている。フェルナンド・アロンソはここまでの10戦中7戦でポイントを獲得している。

しかし、シーズン序盤に設定していた目標に達することができなかったことは、2012年から勝利を遠ざけてきた根本的な問題を繰り返さないためのマネジメント体制の再編に繋がった。

1990年からマクラーレンに従事してきた最高技術責任者のティム・ゴスの更迭、そして、レーシングディレクターを務めてきたエリック・ブーリエの辞任。今後、エリック・ブーリエが担ってきた役割は、新設されたスポーティングディレクターに任命されたジル・ド・フェラン、パフォーマンスディレクターに昇格したアンドレア・ステラ、そして、COOであるサイモン・ロバーツの3人によって分担される。

「この10年間、我々には安定性がかなり欠如していた。チームプリンシパル、CEO、株主などが出たり入ったりを繰り返してきた」

「F1チームであるか、消費者パッケージの製品にあるかに関わらず、どんな企業であっても、状況が絶えず変化しているときには安定性をもたらし、方向性を前進させるのはかなり困難だ」

「我々はその章を終わらせ、現在、自分たちがいつ場所から築いていこうと考えている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: マクラーレン