F1の株価が大暴落…2016年以降で最低の評価額
フォーミュラワン・グループの株価(FWONK)が、新型コロナウイルスが2016年以降の最低評価額まで下落している。

多くの議論の後、F1、FIA、およびレース主催者は、金曜日のフリー走行1回目の開始まで2時間を切った時点でようやくF1オーストラリアGPの中止を決定。マクラーレンのF1チームメンバーが新型コロナウイルスに感染したことが発表されたにも関わらず、決定には12時間かかった。

その後、F1はバーレーンGP、ベトナムGPの延期を発表。すでに中国GPは延期が決定しており、オランダGP、スペインGP、モナコGPも開催が疑問視されている。

株式市場全体は、原油価格の下落の影響を大きく受けており、2008年の金融危機以来見られなかった大幅な下落につながっているが、どのレースが開催されるかの不確実性が高まるなか、フォーミュラワン・グループの評価額は大幅に下落している。

マクラーレンがF1オーストラリアGPからの撤退を発表してからの数時間で10億ドル(約1000億円)以上急落。2020年1月の時点では45.65ドルだった株価は、3月16日に20.51ドルまで下落。これは2016年6月の18.09ドルに次ぐ最低額だ。

新型コロナウイルスの状況は絶えず進化しており、どのレースが計画通りに開催されるかだけでなく、シーズン全体が疑問視されている。

Liberty Media Formula One Series C

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / リバティ・メディア