リアム・ローソン F1バーレーンGP決勝「週末を通してマシンは速かった」

ローソンは、57周のレース中にニコ・ヒュルケンベルグとランス・ストロールの両者と接触し、両者からペナルティを受けた。レース時間に15秒が追加されなければ、ローソンは13位でフィニッシュし、チームメイトのアイザック・ハジャーを上回っていたかもしれない。
「スタート位置から考えると難しいだろうと思っていたが、レース中ずっとスタックしていた」とローソンは語った。
「オーバーテイクできる唯一の方法は、かなり後ろから突進することだと感じていた」
「ストロールとヒュルケンベルグとの接触については、インシデントを再調査する必要がある」
「あまりよく覚えていない。残念だが、いずれにしてもポイント獲得はできなかった」
ターン2でストロールと接触した際のダメージは軽微で、5秒のペナルティと1ポイントのペナルティポイントが科された。
ヒュルケンベルグとの接触はさらに悪質だった。ローソンはターン1のエイペックスでコースを外れ、ザウバーと接触した。
その結果、10秒のペナルティと2ポイントのペナルティポイントが課され、1年間の合計が5ポイントとなった。
ローソンにとっては、期待外れのレースとなった。土曜日の予選に問題があったと振り返っている。
「DRSがないと、予選ではある意味でかなり制限されてしまう」とローソンは語った。
「ポジションが悪いと...。今日はいくつかのオーバーテイクがあったが、おそらく人々が期待していたほど、あるいは僕たちが期待していたほど簡単ではなかった」
「ペナルティを受けるまでは、確実に前進し、ポイント圏内に迫ることができた」

2025年シーズン4レースを終えた時点で、ローソンはフェルナンド・アロンソ、ガブリエル・ボルトレト、ジャック・ドゥーハンの4人のドライバーとともに、まだチャンピオンシップポイントを獲得していないドライバーの1人である。彼の最高成績は、日本グランプリでの14位にとどまっている。
マシンにはもっとポテンシャルがあるだけに、23歳のローソンはフラストレーションを感じている。ローソンは、レーシングブルズに復帰してからの2レースを「かなりタフだった。とても楽しいというわけではなかった」と語った。
「良い結果を出したい」
バーレーンについて、ローソンは「最大の残念なことは、週末を通してマシンが速かったことだ」と付け加えた。
「予選でもレースでもマシンは速かった。特にソフトタイヤで走っていた最後の10周はね」
「僕たちはとにかく後方から追い上げていた」
ドライバーズ選手権ではローソンが最下位に近い位置にいる一方で、レーシングブルズはコンストラクターズ選手権で最下位から1ポイント差の8位につけている。
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