F1ラスベガスGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は14位でチェッカー

ポールポジションからスタートしたランド・ノリス(マクラーレン)は、ターン1で深くブレーキングしてしまい、フェルスタッペンとジョージ・ラッセル(メルセデス)の後方で3番手に後退した。
ノリスはその後ピットストップ戦略を利用してラッセルを逆転したものの、フェルスタッペンとの差は大きく、終盤までそのギャップを埋めることはできなかった。
それでもドライバーズ選手権で首位を走るノリスは、タイトル獲得へさらに前進する結果となった。
ピアストリは4位 アントネッリはペナルティで5位に
マクラーレンのオスカー・ピアストリは4位フィニッシュ。一度はキミ・アントネッリ(メルセデス)がピアストリの前でチェッカーを受けたが、アントネッリはフォルススタートの判定により5秒加算ペナルティを受け、順位がひとつ下がった。
上位勢ではフェラーリのシャルル・ルクレール、ウィリアムズのカルロス・サインツ、レーシングブルズのアイザック・ハジャー、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、フェラーリのルイス・ハミルトンがポイント獲得となった。レッドブル・レーシングの角田裕毅は、ポイント圏外の14位でフィニッシュした。
レース後、ノリスとピアストリが失格に
しかしこのリザルトは、レース後の車検結果により大きく覆ることになる。
レース後の義務的な車両検査で、マクラーレンMCL39の後部スキッドブロックが規定の最低厚み9mmを下回っていることが判明した。
これはF1テクニカルレギュレーション上の重要項目であり、摩耗が原因であっても例外は認められないため、スチュワードは重大な違反と判断。
ランド・ノリスの2位、オスカー・ピアストリの4位というレース結果は正式に無効となり、両者は失格処分を受けた。
その結果、3位のジョージ・ラッセルが2位、そして、5位のアンドレア・キミ・アントネッリが3位に昇格してメルセデスがダブル表彰台。エステバン・オコンが9位、オリバー・ベアマンが10位に昇格し、ハースF1チームがダブル入賞を果たすことになった。
■ 2025年F1ラスベガスGP 決勝(改訂版)
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
3.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
5.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
6.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
7.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
8.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
9.エステバン・オコン(ハース)
10.オリバー・ベアマン(ハース)
11.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
12.角田裕毅(レッドブル)
13.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
DNF.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
DNF.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
DNF.ランス・ストロール(アストンマーティン)
DSQ.ランド・ノリス(マクラーレン)
DSQ.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
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