角田裕毅は18番手 … F1ラスベガスGP フリー走行3回目 結果・タイムシート
2025年F1ラスベガスGP フリー走行3回目の結果・タイムシート。現地11月21日(金)にラスベガス・ストリップ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリのフリープラクティスが行われた。

トップタイムを記録したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は18番手だった。

■ ジョージ・ラッセルがFP3最速、メルセデスが主導権を握る
ラッセルが1分34秒054でトップ。気温12℃の冷えたコンディションでメルセデスは高いタイヤ発熱と安定性を発揮し、アンドレア・キミ・アントネッリも6番手で続いた。予選前に同チームが最もバランスの取れた仕上がりを見せている。

■ フェルスタッペンは終盤に巻き返すも0.227秒差の2番手
マックス・フェルスタッペンは何度かワイドに膨らむ場面やトラフィックに悩まされたが、終盤にセクター1でパープルを記録し2番手へ浮上。レッドブルは仕上がりが一定せず、角田裕毅が18番手と伸び悩んだ点は気がかりだ。

■ ウィリアムズとレーシングブルズが“中団トップ”争いを形成
アレクサンダー・アルボンが3番手を獲得し、アイザック・ハジャーとリアム・ローソンも4・7番手と上位につけた。路面が急速に改善する状況で両チームはアタックのタイミングが抜群にハマり、予選Q3争いの有力候補となった。

■ フェラーリはハミルトンが5番手、ルクレールは挙動に苦しみ15番手
ルイス・ハミルトンは冷えた路面で鋭いアタックを決め5番手。対照的にシャルル・ルクレールはブレーキやタイヤウィンドウに苦戦し15番手に沈んだ。フェラーリはセットアップ方向が分かれた可能性があり、予選までに調整必須。

■ マクラーレンにトラブル発生、両者が19・20番手に沈む深刻なFP3
オスカー・ピアストリはロックアップを連発しセットアップ変更で時間を失い、ランド・ノリスは電気系の安全確認が入り走行が止まる場面も。アタックのタイミングを逃し、19・20番手と最下位に並んだ。巻き返しが必須の状況だ。

■ 路面改善と雨予兆で混沌、タイミングが結果を大きく左右
セッション中は雨の可能性があり、路面は乾きながらも不均一。ほとんどのドライバーが燃料を多めに積み、条件変化への適応とブレーキング調整に集中した。終盤に向けてタイムが一気に動いたため、予選も“出るタイミング勝負”になる見通し。

2025年F1 ラスベガスGP フリー走行3回目 結果・タイムシート

PosNoドライバーチームタイムGAPLAP
163ジョージ・ラッセルメルセデス1分34秒054 20
21マックス・フェルスタッペンレッドブル1分34秒2810.22727
323アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分34秒8750.82120
46アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分35秒1691.11525
544ルイス・ハミルトンフェラーリ1分35秒2691.21528
612アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分35秒3851.33122
755リアム・ローソンレーシングブルズ1分35秒4391.38524
818ランス・ストロールアストンマーティン1分35秒5331.47911
914フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分35秒5401.48612
1010ピエール・ガスリーアルピーヌ1分35秒5621.50812
1187オリバー・ベアマンハース1分35秒5861.53217
1230カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分35秒6621.60821
1398ガブリエル・ボルトレトザウバー1分35秒7381.68415
1431エステバン・オコンハース1分35秒817176323
1516シャルル・ルクレールフェラーリ1分35秒9081.85426
1643フランコ・コラピントアルピーヌ1分36秒3052.25116
1727ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分36秒6502.59610
1822角田裕毅レッドブル1分36秒6672.61423
1981オスカー・ピアストリマクラーレン1分37秒0232.96910
204ランド・ノリスマクラーレン1分37秒1123.05810


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カテゴリー: F1 / F1ラスベガスGP