F1ラスベガスGP主催者、異例のレース開始時間の理論的根拠を説明
F1ラスベガスGPの主催者は、レースの開始時間の背後にある理論的根拠を説明した。

F1ラスベガスGPの決勝は11月18日(土)の現地時間22:00に開始されることになっている。グランプリが日曜日ではなく土曜日に開催されることもさることながら、米国市場の重要性を考えると、レース開始のタイミングについて疑問が呈された。

ラスベガスは今年3回目のアメリカでのイベントとなり、F1のフラッグシップ・ウィークエンドとして宣伝されている。

22:00の開始時刻は、ニューヨークでは1:00となる。

「22:00のスタートは、交渉の末の妥協点だった」とラスベガスグランプリのCEOであるレニー・ウィルムは説明した。

「ヨーロッパのレガシーファンが、ヨーロッパのレースで多くの人がするように、コーヒーを飲みながら見ることができる時間にすることが、我々にとって非常に重要だった」

「そして、それは、ここラスベガスで始まり、ニューヨークで放送されるボクシングの試合とさほど変わりはない」

「人々は、サタデーナイトライブや、あらゆる種類のイベント的なものを見るために、起きている」

「東海岸にとっては理想的ではないが、西海岸では間違いなくうまくいったし、我々にとってもうまくいった」

「地元の関係者は、これ以上遅くなることを望まなかった」

「彼らは騒音を心配し、F1を見たくない人たちが街にいると誤解していた! 彼らは今、その誤解を乗り越えた!」

「しかし、初期のころは、それほど革新がなかった」

「そして、もし我々が20:00よりも早くすれば、ヨーロッパのマーケットを閉ざしてしまうことになる」

「レガシーファンのために、それが正しいことだとは思わなかった」

世界的に見ると、ラスベガスの22:00は、ヨーロッパより1時間早いイギリスの6:00、日本では14:00となる。

ラスベガスGPは、2023年シーズンの最終戦が、有名なストリップを組み込んだサーキットで開催される。

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カテゴリー: F1 / F1ラスベガスGP