ランド・ノリス マクラーレンF1の迅速な修復を称賛「別物のマシンになった」

一方で、ノリスはフェラーリやメルセデスの速さを認め、スプリントでは厳しい戦いになるとの見方も示した。チームメイトのオスカー・ピアストリも、現状のマクラーレンは上位2チームには及ばないとの認識を語っている。
SQ1で新型ブレーキダクトにトラブル
マクラーレンはイギリスGPに新型フロントブレーキダクトを投入したが、ノリスのマシンはSQ1序盤にそのブレーキダクトへダメージを負った。
この影響でダウンフォースを失い、ノリスはSQ1を10番手で通過。修復する時間がなかったため、SQ2も同じ状態のまま走行し、10番手で辛うじてSQ3進出を果たした。
SQ3前に修復成功「まったく別のマシンだった」
チームはSQ2終了からSQ3開始までの短いインターバルで新しいブレーキダクトへ交換することに成功。ノリスは最終的に6番手を獲得した。
ノリスは、修復前の影響が想像以上に大きかったことを明かした。
「実際には、自分が思っていたよりずっと大きな影響があった」
「最終アタックまでにようやく修復できた。メカニックたちは本当に素晴らしい仕事をしてくれたし、マシンは完全に別物になって、ずっと良くなった」
さらに、予選の大半は非常に苦しい状態だったと振り返る。
「ほとんどのセッションでは本当にひどいフィーリングだった。修復できたのは本当に幸運だったし、まるで違うマシンを運転しているようだった」
一方で、修復後にようやく本来の感触を取り戻した頃にはアタックラップが終わってしまい、本来の速さを引き出し切れなかったと悔しさも口にした。
「最後のラップでようやく感触を取り戻した頃には、もっと攻められたと思えた。今日は少し不運だったけど、ペース自体は十分あったと思う」
フェラーリとメルセデスは依然として優勢と分析
ノリスは土曜日のスプリントについて、フェラーリやメルセデスとの勝負は簡単ではないと冷静に分析した。
「もちろん挑戦はする。でも周りにいるマシンを見ると、レッドブル・レーシングとは戦えるかもしれないけど、ジョージ(ラッセル)のメルセデスは明らかにずっと速い」
「あれだけ速いマシンと戦うのは簡単じゃない」
その一方で、SQ3で本来のマシンバランスを取り戻せたことは前向きな材料だという。
「最後はずっと良い感触だった。いくつか理解しなければならないことがあるし、明日に向けて改善できる点を確認したい」

ピアストリ「予想どおりの位置だった」
チームメイトのオスカー・ピアストリは7番手で予選を終えた。FP1では厳しい状況だったことから、この結果は概ね想定どおりだったという。
「プラクティスの後はかなり遅かったから、だいたい予想していた位置だった」
「正直に言えば、キミ(アントネッリ)とルイス(ハミルトン)の後ろのグループに近い位置だと思っていた」
自身の走りには満足しているものの、純粋なマシン性能が不足していたと振り返った。
「今日は本当にうまく走れたと思う。でもマシンには十分なペースがなかった。それが少し残念だけど、明日また挑戦するつもりだ」
マクラーレンは課題を修復したものの上位勢との差は残る
新型ブレーキダクトのトラブルはSQ3までに解消され、ノリスは本来の速さの一端を示した。しかし、フェラーリとメルセデスが依然として優位に立つとの認識はチーム内でも共通しており、スプリントではその差をどこまで縮められるかが焦点となる。
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カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム
