ヘイキ・コバライネン
ヘイキ・コバライネンは、ケータハムのリザーブドライバーとしてのF1復帰が、将来的にレースシートに復帰するためのプラットフォームとしての役割を果たすと確信している。

ヘイキ・コバライネンは、シャルル・ピックもしくはギド・ヴァン・デル・ガルデと交代する可能性は除外するが、クルマでの走行距離がレース復帰へのチャンスを押し上げてくれることを期待している。

今後フルタイムのレースに復帰する可能性について「当面レースをする計画はない」とヘイキ・コバライネンはコメント。

「できるだけチームの役に立つために金曜日に走ることが僕にとっての現時点でのプランだ」

「もちろん、将来的にはレースがしたいし、ここや他にレースシートがあった場合に、もっと良いポジションに自分を置けるためにここにいる。僕にとっては良いことだ」

以前、ケータハムのレースシートを喪失した際に、ケイキ・コバライネンはF1チームのリザーブドライバーの役割を引き受ける可能性を除外していた。

だが、ヘイキ・コバライネンは、昨年のブラジルGP以降F1カーを運転できなかったことで、考えを変えたことを認めた。

「初めてリザーブの役割について話をしたのはずっと前だけど、始めの頃はこの種の役割には興味を持っていないかった」

「でも、数カ月間、他のドライバーが走っているのを家で座ってみていると、やってみるべきだと思わされた」

「マレーシアの直線、トニ(フェルナンデス)と話をして、僕がチームのために何かすることができると思っているかと尋ねたら、彼は『もちろん』と言ってくれた」

「そこからは比較的早くまとまった」

ヘイキ・コバライネンは、F1バーレーンGPのフリー走行1回目で、最近のアップグレードを搭載するシャルル・ピックのクルマではなく、初期スペックのギド・ヴァン・デル・ガルデのクルマを走らせ、その後、来月のF1スペインGPのフリー走行では完全にアップグレードされたクルマを走らせる予定となっている。

「チームが聞きたい第一のフィードバックは、昨年と今年の比較だ」とヘイキ・コバライネンは述べた。

「レースドライバーからのコメントは、今年はクルマのバランスが整っていないということだった」

「クルマのバランスがとれているか、とれていないか、それについて何かできることはあるかといので、僕が目を向ける第一のことだ」

ケータハムのレースドライバーは、ヘイキ・コバライネンのインプットを歓迎している。

「ヘイキは過去にここにいたし、僕たちのクルマがどこにいて、何が問題かを確認できることはチームにとって良いことだ」とギド・ヴァン・デル・ガルデは述べた。

「簡単なクルマではない。明日、彼がどう思うかについてフィードバックを聞くのを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / ヘイキ・コバライネン / ケータハム