F1:ケビン・マグヌッセン、2019年にトロロッソ加入の機会を選択せず
ケビン・マグヌッセンは、2019年にレッドブルF1からトロロッソ加入への“非公式のオファー”を断っていたことを明かした。

ケビン・マグヌッセンのF1キャリアは多くの期待からスタートした。マクラーレンの育成ドライバーだったマグヌッセンは、2014年に将来を期待されてF1デビュー。F1デビュー戦となったF1オーストリアGPでは表彰台を獲得し、その期待はさらに高まった。

しかし、その後のF1キャリアはケビン・マグヌッセンが望んでいたほどスムーズに進まなかった。2015年にはフェルナンド・アロンソのためのシートを空けるためにリザーブドライバーに降格となり、年末にリリースされた。

2016年にはワークス復帰したルノーF1へと移籍したケビン・マグヌッセンだったが、マシンは戦闘力にかけ、自ら残留オファーを断って1年限りでチームを去り、2017年にハースF1チームへと移籍。

ルノーとの失敗した2016年は、マグヌッセンが次のシーズンにハースによってロマン・グロージャンとパートナーを組む前に続いた。

2018年にハースF1チームは非常に良いパフォーマンスを見せ、ミッドフィールドの先頭争いを展開。チームはコンストラクターズ選手権でベストリザルトとなる5位でシーズンを終え、ケビン・マグヌッセンも56ポイントを獲得した。

しかし、2018年末に移籍市場に大きな流れが起きた。ダニエル・リカルドがレッドブルを離脱してルノーへの電撃移籍を発表。トロロッソのピエール・ガスリーがレッドブルに昇格する準備を整えていた。

ケビン・マグヌッセンは、その際にレッドブルからトロロッソのシートについてオファーがあったが、ハースF1に残留する方がキャリアにとって良い動きだと考えて、交渉の場につくことはなかったと BT のインタビューで語った。

「彼らと話をしたとき、彼らにはレッドブルのシートの候補者(ガスリー)がいることがすぐに明らかになったが、トロロッソには空席があるだろうと彼らは話に出していた」とケビン・マグヌッセンは語った。

「彼らが契約書などを提出してきたわけではないけど、選択肢だったのは明らかだ」

「でも、ハースが本当にいい感じだったし、2018年までポジティブな発展を続けることができると信じていたので、この機会を追求しないことを選択した」

悲しいことに、2019年はハースF1チームの衰退の始まりであることが判明し 、ケビン・マグヌッセンは2020年シーズン末でチームを去った。今年、ケビン・マグヌッセンはチップ・ガナッシからIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦。2022年からはプジョーからWEC(FIA 世界耐久選手権)に参戦することが決定しており、F1後の次のステップへとキャリアを進めている。

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カテゴリー: F1 / ケビン・マグヌッセン / トロロッソ / ハース