ケビン・マグヌッセン
ケビン・マグヌッセンは、2015年F1マシン『MP4-30』のシャシーは、昨年マシンの弱点を克服していると述べた。

フェルナンド・アロンソが、クラッシュの影響でテスト参加を回避したことで、昨年までレースドライバーを務めていたケビン・マグヌッセンは代役としてバルセロナテスト3日目にテストを担当した。

テストはオイル漏れによって39周で終了したが、ケビン・マグヌッセンは、MP4-30の高いポテンシャルを十分に感じることができたと述べた。

「軽い燃料での最初のフィーリングはとても良かったし、とても一貫性があった」とケビン・マグヌッセンは述べた。

「サプライズもなく、とても安定していた」

「去年のクルマはちょっと予測できない部分があった。去年ボックたちが成し遂げた仕事を確認できて嬉しいし、僕たちが望んでいた方向性が正しかったことがこのクルマでわかった」

「まだはっきりとはわからないけど、感触は正しい。それがわかったのは嬉しいね」

ケビン・マグヌッセンは、MP4-30のハンドリングが、昨年マシンMP4-29の挙動とは完全に異なると感じたと述べた。

「間違いなく完全に異なるクルマのように感じている」とケビン・マグヌッセンはコメント。

「去年のクルマとは関連がないように感じる。昨年のクルマの進化版ではない。完全に異なる感覚だ」

「とても一貫性があるし、予想もできて、とてもスムーズだ。とにかく運転しやすい」

「去年のクルマの方がダウンフォースがあったかもしれないし、だいぶシャーブだったけど、限界では予測できない部分があった」

「多くの部分で問題があった。タイヤが擦り減ったときにリアがより動き回ってくると、より予測できるクルマを望むものだ」

「昨年のクルマのフロントエンドは、あまり予測がつかなかったし、シャープだった。今年のクルマはよりスムーズで、予測がついて、運転しやすい」

「完全に新しいアイデアだし、完全に新しいクルマなので、まだちょっとやり方はあると思う。でも、僕にとってはベースはとても良いし、もう少しシーズンが進めば良いクルマに仕上がってくるだろう」

また、ケビン・マグヌッセンは、新しいホンダエンジンのパワーについても満足したと述べた。

「トルク伝達とシフトアップについてはかなり驚いた」とケビン・マグヌッセンはコメント。

「まだ改善しなければならない部分はあるけど、スムーズさには驚いた」

「ホンダは、今のF1のこのタイプのパワーユニットでは完全に新しいけど、短い時間で彼らが成し遂げたことにはかなり驚いた」

「まだ開幕戦までに信頼性を改善する必要があるけど、彼らは改善すると確信している。でも、全てのスムーズさは嬉しい驚きだ」

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カテゴリー: F1 / ケビン・マグヌッセン / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム