小林可夢偉、戦略変更もビアンキを抑え切れず (F1オーストリアGP)
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小林可夢偉 (ケータハム)
「いいスタートではなかったですが、そこから挽回してチームメイトとビアンキを抜きました。最初のスティントはよかったです。スーパーソフトでスタートしましたが、タイヤの持ち具合も良くて14周目にソフトタイヤに履き変えました」
「当初の戦略は2ストップでしたが、僕たちはマルシア勢とのレースに集中していたので、ビアンキが1ストップだと分かった時点で、第2スティントの戦略を変更して、結果的にチェッカーまでの55周に渡りソフトタイヤを持たせなければなりませんでした。残り10周あたりまではうまくいっていましたが、スーパーソフトタイヤに履き変えていたビアンキを抑えることができませんでした。とにかくトライをしてみましたが、うまくいきませんでした。ただ、レース結果としてはどちらにしても大差はなかったです。この件を除けば、今週末は直接のライバルに対してのパフォーマンスの差が小さくなったといういくつかのポジティブな材料があります。信頼性は高まっていますし、金曜夜に行ったセットアップ変更は、今日も効果をみせて、レース序盤はマルシア勢を簡単に抜けただけでなく、引き離すこともできました。もし終盤のタイヤのタレが少なければ彼らの前でフィニッシュできていたと思います。金曜日やここ数戦のからすれば、状況は改善されていますし、シルバーストンではさらに前進することが分かっているので、早く次のレースを戦いたいです」
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