ニコ・ヒュルケンベルグ 「レッドブルF1のレースは見たくない(笑)」
ニコ・ヒュルケンベルグは、レッドブルF1のレースは“泣けてくる”から見たくないと冗談で語る。

2019年にルノーのF1シートを失ったニコ・ヒュルケンベルグは、新型コロナウイルスのパンデミックが発生した昨年、感染したレーシング・ポイントの2人のドライバーの代役として3戦に出場。スタートできなかった1戦を除いて2戦でポイントを獲得して“スーパーサブ”の異名をとった。

その活躍は、アレクサンダー・アルボンの代役を探していたレッドブルF1の目に留まり、2021年のドライバーとして検討されたが、最終的にチームはセルジオ・ペレスを選んだ。

レッドブルF1との交渉について質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「レッドブルF1のレースは見ないようにしている。泣けてくるから(笑)」と冗談交じりに Ziggo Sport に語った。

「嘘だけどね。去年の後半全体でチームと話をしていた。ペレスが本当にうまくいき始めた最後の数レース、そして、バーレーンでの勝利によって、それは終わった」

それでもニコ・ヒュルケンベルグは、F1での仕事を手にしている。今年、ヒュルケンベルグはアストンマーティンF1のテスト兼リザーブドライバーであり、メルセデスF1も彼に給料を支払っている。

「僕はアストンマーティンのテストドライバーだ。メルセデスは数レースの小さな仕事だ。ストフェルバ・ンドーンとニック・デ・フリースはフォーミュラEとWECでもドライブしているので、数回は利用できない。それらのレースで何かが起こった場合、僕が担当だ」とニコ・ヒュルケンベルグは語った。

ニコ・ヒュルケンベルグは、2022年に再びフルタイムのF1シートを持ちたいと考えており、アストンマーティンF1のリザーブドライバーとしてセバスチャン・ベッテルのパフォーマンスに目を光らせている。

セバスチャン・ベッテルは、難しいスタートを切っているが、ニコ・ヒュルケンベルグによれば、ベッテルは少し時間が必要だという。

「彼はそこでシーズンを終えるだろうと思うけど、まだパフォーマンスは来ると思う。でも、しばらく時間がかかる。彼はまだ完全に快適ではない。ストップウォッチでそれを見ることができるが、そうだね、それは僕の決断ではない。」

ニコ・ヒュルケンベルグは、2022年以前にプランBを持っていないが、F1以外にも目を向けなければならないかもしれないことを承知している。

「F1でそれが起こらなければ、もちろん、自分がやりたいことを見なければならない。レースはまだ僕の中にあるし、それが恋しいので、他のことを見なければならない。また何年も椅子に座っていたくはない」

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カテゴリー: F1 / ニコ・ヒュルケンベルグ / レッドブル・レーシング