ホンダF1、最後の予選モード使用で2位から0.015秒差「悪くない結果」と田辺豊治TD / F1ベルギーGP 予選
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPの予選を振り返った。

F1ベルギーGPの予選ではレッドブル・ホンダの2台がQ3に進出。マックス・フェルスタッペンが2番手から0.015秒差の3番手、アルボンは5番手グリッドを獲得。

アルファタウリ・ホンダの2台はわずかな差でQ3進出を逃し、ダニール・クビアトは10番手から0.008秒差の11番手、ピエール・ガスリーは0.023秒差の12番手だった。

「今日の予選は、フェルスタッペン選手が2位に0.015秒という僅差で3番手、アルボン選手が5番手と、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台揃って悪くない結果になりました」と田辺豊治はコメント。

「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台もプラクティスからいい走りをみせ、Q1を非常によいポジションで通過しました。Q3進出を期待していましたが、結果としてはクビアト選手が11番手、ガスリー選手が12番手と、Q2通過に0.1秒弱届かず惜しくもQ3進出を逃しました。しかしながら、2台ともに自由にタイヤを選択してレースをスタートできることはアドバンテージになりますので、この結果をポジティブに捕らえています」

「PUとしては、次戦のモンツァからは予選モードが使えなくなりますので、今日が予選用のスペシャルモードを使った最後の予選になりました。そのなかでも、前日に続き問題のない一日になりました」

「明日は4台が入賞を狙える位置からのレースになります。スパウェザーと呼ばれるレース中の雨など、状況変化に確実に対応してチャンスをものにできるよう、万全の準備で臨みます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1ベルギーGP