ホンダF1、大きなトラブルなく2チーム合計で284周を周回 / F1バルセロナテスト1日目
3月15日のオーストラリアでのF1開幕戦に向け、唯一の走行機会となるF1プレシーズンテストがスペイン・バルセロナで開始した。ホンダのF1パワーユニット(PU)を搭載するレッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダは、2チーム合計で284周を走行し、大きなトラブルなく初日を終えた。

レッドブルのRB16をドライブしたマックス・フェルスタッペンは、この日全ドライバーの中で最多となる168周を走行。およそ2.5回分のレースに相当する距離をドライブした。

今年最初の本格的な走行となりましたが、パワーユニットに問題は起こらず、システムチェックを終えたフェルスタッペンは4番手タイムをマークしました。

トロロッソから名称を変更して初の走行を迎えたアルファタウリ・ホンダは、ダニール・クビアトがフェルスタッペンと0.182秒差の5番手タイム。セットアップ変更を行いながら、116周を走行しました。

明日、レッドブル・レーシングがアレクサンダー・アルボン、アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが走行し、さらなる走行距離を重ねてプログラムを進めていく予定です。

田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
「我々のパートナーである2つのチームと一緒に今シーズンを戦うマシンを作り上げ、ここバルセロナでウィンターテスト初日を問題なく走行できたことをうれしく思っています。ここからシーズンに向けた準備が大詰めとなる中、トロロッソから名前を変え新たなスタートを切ったアルファタウリ・ホンダの新しいカラーリングを施したマシンが走行しているのを見るのは、とても新鮮な気持ちでした。また、レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手については、全ドライバー中最多の168周を周回し、初日から力強い走りを見せてくれました。どのチームにとっても同じですが、今年のテストの日数は例年の8日間から6日間に減少したため、一日のプログラムはこれまで以上に濃密なものとなり、その重要性も増しています。今日のセッションについては例年のテスト初日と同様に、両チームともマシンと、我々のPUであるRA620Hの機能確認に取り組みました。それぞれほぼ予定通りにスケジュールを消化し、実りある初日になりました。テストでは普通のことですが、いくつかの改善点も見つかっていますので、今晩トラックサイドのナイトシフトチームとSakuraのファクトリーとでデータの分析を行い、明日以降に向けて準備を進めます。この後も多くのテスト項目が予定されていますので、明日以降も精力的に走行に臨みます」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「今日はいい一日になりました。できる限り多くの周回を走行することはとても大切なことですし、今日はそれができたのでとても満足しています。冬の間にマシンの課題だと感じていた部分を改善し、今日はサーキットのどこでもスピードを感じることができました。今のところ信頼性には問題ありませんし、新しいパーツをテストしながらさらなる周回を重ね、どの部分を改善していけるかを探っていくことになります。明日以降も満足のいくテストを継続できればと考えています」

ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
「テスト初日の今日は大きな問題が起こらずに走行を重ねられて、なかなかいい一日でした。初めてのドライブでしたが、まるで乗りなれたマシンのような感覚でした。朝はルーティンのチェックをこなしていたので、作業に少し時間がかかっているように見えたかもしれませんが、最初のテストなのでチームにとっては必要な時間でした。(午後に)本格的な走行を開始してからは順調に周回を重ねることができ、新型マシンの理解を少しずつ深めていきました。また、いくつかのセットアップも試し、なかにはレースウイークで使わない可能性のあるアイテムもあったと思います。まだ初日を終えただけなので、オフシーズンでどのくらい進化できたかを語るのは難しいですし、マシンのベストなバランスを見つけるためにはもう少し時間が必要です」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1