ルイス・ハミルトン 母国F1イギリスGPでスプリントポール「今でも夢のよう」

ハミルトンは「今でも夢のよう」と母国グランプリへの特別な思いを語るとともに、予想を覆したフェラーリの進歩を称賛。
一方で、決勝ペースではメルセデスやレッドブル・レーシングのパワーが脅威になると警戒しながらも、先頭スタートから勝利を目指す決意を示した。
母国シルバーストンで再び輝いたハミルトン
ハミルトンは週末唯一のフリー走行でトップタイムを記録すると、その勢いをスプリント予選でも維持した。SQ1からSQ3まで全セッションで首位に立ち、最後のアタックでは1分28秒376をマーク。ランキング首位のアントネッリを0.011秒差で退け、スプリント形式では自身3回目のポールポジションを獲得した。
セッション後、ハミルトンは母国シルバーストンで走る喜びを改めて語った。
「この場所が大好きだし、この観客も大好きだ。今でもこのレースを迎えるたびに、どれほど大きな夢なのか言葉では表せない。コーナーひとつひとつや、このサーキットならではのリズムを思い描くし、セットアップが決まり、最高のチームと一緒なら素晴らしい走りができる」
「今日はマシンのフィーリングが本当に良かった。ファクトリーのみんなに感謝したい。毎週末、小さなアップデートを持ち込み続け、全員が限界まで努力してくれている。そのおかげでポールを獲得できた」
フェラーリの進歩を実感「予想外の結果だった」
フェラーリは近戦でアップグレードを投入し競争力を高めてきた一方、シルバーストンの長いストレートではメルセデスやレッドブル・レーシングに対して不利になるとの見方が広がっていた。
しかしハミルトンは、予選を通じて安定した速さを発揮。母国ファンの大声援も最後のアタックを後押ししたという。
「セッションを通して速さはあったけど、それでも差は10ミリ秒ほどしかなかった。本当に僅差だったし、チームにふさわしい結果だ。ここにいるみんな、そしてファクトリーのみんなに心から感謝したい」
さらに、観客の後押しについては「少なくともコンマ2秒は速くしてくれたと思う」と笑顔で語った。

決勝ではライバル勢のパワーを警戒
予選ではフェラーリが最速だったものの、ハミルトンはスプリントでは簡単な展開にならないと考えている。
「僕たちはメルセデスより前にいる。でも彼らやレッドブルは本当に大きなパワーを持っている。今年ずっと素晴らしい仕事をしてきたし、今週末も速い」
「それでも僕たちのチームは決して諦めない。その姿勢を誇りに思っている。正直、シルバーストンでフロントローを争えるとはまったく予想していなかった。本当に信じられない驚きだし、最高の気分だ」
FP1ではロングランも確認できており、レースペースには一定の手応えもあるという。
「FP1では少し長めの走行も試した。時間は限られていたけど、マシンの感触は良かった。だから明日はいいレースができると思う」
「ここでフロントローからスタートするのがいつ以来なのか思い出せない。でも後ろには近い位置でついてこられるライバルがいるし、パワー面では有利かもしれない。それでも何とか前を守り切れるよう全力を尽くす」
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