F1イギリスGP アップグレード一覧 フェラーリやレッドブルが新パーツ投入
F1第9戦イギリスGPを迎え、各チームが持ち込んだ最新アップグレードの内容が明らかになった。タイトル争いを繰り広げる上位勢では、マクラーレン、レッドブル・レーシング、フェラーリが新パーツを投入する一方、メルセデスはアップグレードを持ち込まなかった。

2026年シーズン序盤から熾烈な開発競争が続く中、各チームはシルバーストンで空力性能や冷却性能の向上を狙った改良を実施。

ホームレースを迎えるウィリアムズなど中団勢も新パーツを投入している。

イギリスGPでアップグレードを投入したチーム
FIAに提出されたアップグレードリストによると、マクラーレンはMCL40に新しいフロントブレーキダクトを投入。さらにフロア各部にも変更を施し、空力性能の最適化を図った。

レッドブル・レーシングはリアホイール周辺のボディワークを改良し、カスケードウイングの形状を見直した。

フェラーリはリアコーナー周辺をアップデート。冷却性能を向上させるとともに、ウイングレットの荷重配分を最適化し、空力効率の改善を狙っている。

中団勢では、ウィリアムズがホームレースに合わせて新しいフロントウイングを投入。レーシングブルズはフロアエッジ、ディフューザー、リアコーナーを改良し、ハースは新仕様のリアウイングを持ち込んだ。

F1イギリスGP マクラーレン

メルセデスだけが新パーツなし
一方で、トップ4チームの中で唯一アップグレードを投入しなかったのがメルセデスだ。

これは、チーム代表トト・ヴォルフが前戦オーストリアGP後にフェラーリの積極的な開発ペースへ言及していたこともあり、注目を集めている。

ヴォルフは当時、「フェラーリはシーズンを通して非常に大規模なアップグレードを投入している。我々にはコストキャップの余裕がそこまでない」と説明。「シーズン終盤には、もう新しいパーツを投入できなくなるはずだ。それが論理的な見方だ。我々はそのタイミングでさらに開発を進める」と語っていた。

2026年のF1では全チームが2億1500万ドル(約215百万ドル)のコストキャップの対象となっている。

メルセデスはカナダGPで今季初の大型アップグレードを投入して以降、ここまで新たな変更点は合計4項目にとどまっており、ライバル勢とは異なる開発戦略を採っている。

アップグレードを見送ったチーム
今回アップグレードを投入しなかったのは、メルセデスのほか、アストンマーティン、アルピーヌ、アウディ、キャデラックの5チームだった。

シーズン中盤へ向けて各チームの開発競争は続いているが、イギリスGPではフェラーリ、マクラーレン、レッドブル・レーシングが新パーツを投入した一方、メルセデスは現行仕様を維持する判断を下したことが、週末の勢力図を占うポイントの一つとなりそうだ。

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カテゴリー: F1 / F1イギリスGP