ルイス・ハミルトン F1日本GP後 FIAを批判「ドライバーに発言権はない」
ルイス・ハミルトン(フェラーリ)はF1日本GP後、2026年F1レギュレーションをめぐる議論について、ドライバーには意思決定の権限がなく、FIAはチームの意見ばかりを聞いていると批判した。

鈴鹿ではエネルギーマネジメントによる速度差が問題となっており、ドライバー側からは安全面への懸念が強まっているが、その声が反映されていない現状が浮き彫りとなった。

ハミルトン「ドライバーに発言権はない」
ルイス・ハミルトンは、レギュレーション変更に関する議論にドライバーが関与できていない現状を明言した。

「ドライバーには発言権がない」

「僕たちには力がない。委員会にも入っていないし、投票権もない」

ドライバーが意見を出しているにもかかわらず、意思決定に関与できない構造が問題として指摘された。

サインツJr.「チームだけを見れば問題に見えない」
カルロス・サインツJr.も、現在の状況はチームの視点だけで判断されていることが原因だと指摘した。

「それが、チームの声だけを聞いたときに起こる問題だ。テレビで見ていれば、彼らはレースは問題ないと思うのかもしれない」

「でもドライバーの立場でレースをしていて、50km/hもの速度差が生まれると分かれば、それはレースではない」

「こんな速度差があるカテゴリーは世界中にない。大きな事故が起きるのはそういうときだ。意表を突かれるし、遅れてディフェンスしたときに、自分か後ろのクルマが巻き込まれる」

さらにサインツJr.は、FIAに対して改善を求めた。

「僕たちのフィードバックに耳を傾けてほしい。チームの声だけではなくてだ」

「マイアミまでに状況を改善するプランを出してほしいし、このレギュレーションを今後も改善し続けるための中期的なプランも必要だ」

ベアマンの事故で問題が顕在化
日本GP決勝ではオリバー・ベアマンがクラッシュを喫し、フランコ・コラピントとの間に約50km/hの速度差があったとされる。この事故により、ドライバーが指摘してきたリスクが現実のものとなった。

ベアマンに深刻なけがはなく、ハースF1チームはコラピントに責任はないと説明している。

FIAは事故後、関係者とともに今後の対応を協議していく方針を示しており、2026年F1レギュレーションをめぐる議論は今後さらに重要性を増すことになる。

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / スクーデリア・フェラーリ / F1日本GP / FIA(国際自動車連盟)