ルイス・ハミルトン F1日本GP後 FIAを批判「ドライバーに発言権はない」

鈴鹿ではエネルギーマネジメントによる速度差が問題となっており、ドライバー側からは安全面への懸念が強まっているが、その声が反映されていない現状が浮き彫りとなった。
ハミルトン「ドライバーに発言権はない」
ルイス・ハミルトンは、レギュレーション変更に関する議論にドライバーが関与できていない現状を明言した。
「ドライバーには発言権がない」
「僕たちには力がない。委員会にも入っていないし、投票権もない」
ドライバーが意見を出しているにもかかわらず、意思決定に関与できない構造が問題として指摘された。
サインツJr.「チームだけを見れば問題に見えない」
カルロス・サインツJr.も、現在の状況はチームの視点だけで判断されていることが原因だと指摘した。
「それが、チームの声だけを聞いたときに起こる問題だ。テレビで見ていれば、彼らはレースは問題ないと思うのかもしれない」
「でもドライバーの立場でレースをしていて、50km/hもの速度差が生まれると分かれば、それはレースではない」
「こんな速度差があるカテゴリーは世界中にない。大きな事故が起きるのはそういうときだ。意表を突かれるし、遅れてディフェンスしたときに、自分か後ろのクルマが巻き込まれる」
さらにサインツJr.は、FIAに対して改善を求めた。
「僕たちのフィードバックに耳を傾けてほしい。チームの声だけではなくてだ」
「マイアミまでに状況を改善するプランを出してほしいし、このレギュレーションを今後も改善し続けるための中期的なプランも必要だ」
ベアマンの事故で問題が顕在化
日本GP決勝ではオリバー・ベアマンがクラッシュを喫し、フランコ・コラピントとの間に約50km/hの速度差があったとされる。この事故により、ドライバーが指摘してきたリスクが現実のものとなった。
ベアマンに深刻なけがはなく、ハースF1チームはコラピントに責任はないと説明している。
FIAは事故後、関係者とともに今後の対応を協議していく方針を示しており、2026年F1レギュレーションをめぐる議論は今後さらに重要性を増すことになる。
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