ルイス・ハミルトン フェラーリF1移籍は「両親にも伝えていなかった」
ルイス・ハミルトンは、2025年にメルセデスF1チームを離れてフェラーリに移籍することを衝撃的な発表の日まで両親にも伝えていなかったと明かした。

ハミルトンがメルセデスのチームボスであるトト・ヴォルフと朝食をともにした翌日の2月1日朝、7度のチャンピオンであるルイス・ハミルトンが2025年の開幕戦からフェラーリに移籍するというニュースが流れた。

この話は先にリークされ、メルセデスとフェラーリがこの衝撃的な移籍を正式に確認したのは、その日の夕方になってからだった。

ハミルトンによると、その日まで両親には伝えていなかったという。

ジョセフ・ファインズがナレーションを務めるBBCの新ポッドキャスト・シリーズ『F1:Back at Base』でハミルトンは「誰にも話さなかった。発表されるその日まで、両親にも話していなかった。だから、誰も知らなかった」と語った。

「本当に自分のためにやりたかったんだ。最終的には、何が自分にとってベストなのかを見つける必要があった」

ハミルトンは、昨年の夏に結んだ契約延長により、最終的にはメルセデスでの12年にわたるキャリアに終止符を打つことが可能となった。単純な2年契約のように見えたが、実際は1年間の固定契約で、さらに12か月のオプションが付いていた。

この契約はメルセデスが推し進めたもので、退団が報じられた当時、ヴォルフは次のように語っている。

これはメルセデスが推し進めたもので、ヴォルフは退団のニュースの際に次のように述べた。

「我々は大物だし、短期契約を結ぶことで双方にメリットがあることはわかっていた」

「我々はこれ以上の期間契約することはできず、彼は単団するという選択肢をとった」

39歳のハミルトンは、将来がどうなるのか、いつまでレースを続けるつもりなのかわからないと、この不確実性の要素を強調した。

「それはとても早く起こったし、基本的に僕はフレッド(バスール/フェラーリF1チーム代表)のことを長い間知っていた」と語った。

「僕にとっては、新しい年を迎えることにワクワクしていたけれど、将来がどうなるのか、いつまでレースを続けることになるのか、よくわからなかった。でも、レースを続けることに非常に意欲的で興奮していると感じた」

「つまり、その機会が突然現れたので、『よし、ちょっと考えてみよう』と思ったんだ」

「考える時間があまりなかったので、自分の直感に従って行動するしかなかったし、チャンスを生かすことにした」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / スクーデリア・フェラーリ / メルセデスF1