ルイス・ハミルトン、レッドブルF1代表の“戦略ミス”説を笑い飛ばす
ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1がイギリスグランプリで戦略を間違えたというレッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーの提案を笑い飛ばした。

先週末のシルバーストンでのレース後、クリスチャン・ホーナーは、メルセデスF1のタイヤ戦略がフェラーリを「窮地から救った」と語った。クリスチャン・ホーナー、33周目にルイス・ハミルトンにより速いソフトではなくハードを履かせるという決定が、メルセデスが2022年の初勝利を犠牲にしたと感じている。

ルイス・ハミルトンは最終的に、レースウィナーのカルロス・サインツJr.とレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスに次ぐ3位でフィニッシュした。

「実際に、残りのラップ数とデグラデーションを示していたルイスが、ソフトを履かなかったことに驚いた」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「彼は33周目にハードタイヤに交換したが、実際にはソフトを選ぶと思っていた。それによってグリップをオフセットする方がはるかに簡単になったからだ」

「彼ら(フェラーリ)はおそらくそこで窮地を脱したように感じた」

しかし、ルイス・ハミルトンは、クリスチャン・ホーナーの主張を却下し、メルセデスF1が当時の状況を考慮して最終的に正しい判断をしたと信じていると語った。

メルセデスF1の戦略に疑問を投げかけたクリスチャン・ホーナーのコメントについて質問されたルイス・ハミルトンは「あまり気にしていない! あの男が言っていることにあまり注意を払っていない」と笑った。

「僕たちの知識、僕が言われたこと、僕たちの経験から、そのタイヤは残りの距離を走り切れなかった。そのタイヤは最初のパートは間違いなく速かったけど、僕たちが見た他の車には大きなデグラデーションがあった」

「僕たちの戦略は完璧だったか? 誰にも分からない。でも、私たちは正しい決断をしたと思う」

「誰かも僕がミディアムで走ったスティントを走れなかった。誰かがその長さを走れたか、そのタイヤで最後にそのパフォーマンスとペースを持っていたかどうかは分からない」

ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1はイギリスグランプリでのパフォーマンスから励ましを得ることができ、チームはW13で改善を果たした、今シーズンのある段階で実力で勝利を競うことができると確信していると語った。

「チームとして、特に僕サイドで少し一貫性が見られ始め、僕たちが進歩しているのを見ることができたのは本当にポジティブだった」とルイス・ハミルトンは語った。

「ずっと前、今年の初め、僕はこの車で勝つことができるかどうか確信が持てなかった」

「それは間違いなく僕たちの考え方ではなかったけど、『ジーザス。みんなに追いつくには長い道のりがある』という気持ちだった。でも、間違いなく非常に励みになる」

「長い間、僕たちは変更を加えて、それが車を改善するつもりだったと言ってきたことの効果は見られなかった。バルセロナは良い一歩だったけど、その後いくつかの難しいレースがあった」

「これらの最後の2つのレースは非常に強力だった。それは正しい方向に進んでいると僕たちを本当に励ましているし、車には本当にポテンシャルがあることを示している」

「もう少し掘り下げて、もう少しハードワークをすれば、レースに勝てることを願っている。今年はレースに勝つことができると本当に信じている」

ルイス・ハミルトン F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / レッドブル・レーシング / メルセデスF1 / F1イギリスGP