F1王者ルイス・ハミルトン 「フェルスタッペンとの間に個人的な敵意はない」
メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンとのタイトル争いが激化するなかで、コース上で2回の衝突事故があったにも関わらず、個人的な関係は損なわれてはいないと語る。

今年、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのタイトル争いは激しいものとなっており、それはシルバーストンとモンツァでの2回の衝突で最高潮に達した。

だが、ルイス・ハミルトンは、ヘルメットを脱げば、マックス・フェルスタッペンとの間に敵意はないと考えている。

「僕とマックスがレース後にお互いに会ったときには、彼が僕の前であろうと、後ろであろうと、僕はいつもリスペクトしようと努めてきた」とルイス・ハミルトンは ESPN に語った。

「僕はいつも彼のところに行くようにしているし、それは僕にとって何の違いも感じない」

F1イタリアGPの衝突後、ルイス・ハミルトンはスチュワードルームでの議論が決して熱いものではなかったことを明らかにした。

「もちろん、僕たちは先日スチュワードのオフィスに座っていたけど、それは敵対的なものではなかった」とルイス・ハミルトンは語った。

「彼は彼の見解を示し、僕は僕の見解を示した」

ルイス・ハミルトンは、シルバーストーンの衝突後にマックス・フェルスタッペンを電話をかけたことが知られているが、その詳細は非公開のままだ。

ルイス・ハミルトンは、自分がマックス・フェルスタッペンの年齢のときにはそのようなことをすることができなかったことが、年長者として、自分からコンタクトを取ることが重要だと考えていると語る。

「シルバーストン後に彼に電話をしたけど、繰り返しになるけど、恩着せがましくそうしたわけではない。僕の方がずっと年上だ」とルイス・ハミルトンは語った。

「僕はずっと年上なので、電話をして、氷を砕くことが重要だった。25歳のときならそれができなかっただろう。彼に対して敵意を抱くことはない」

ルイス・ハミルトンは、今年のタイトル争いがどのように終わったとしても、2022年にまた新たな戦いのために彼らの関係はリセットされると確信していると説明した。

「彼は素晴らしい才能を持っていると感じているし、彼とのレースを楽しんでいる。彼のすべてに同意するか? それは問題ではない」とルイス・ハミルトンは説明した。

「重要なのは、彼が彼のことをやり、学ぶことだ。僕がコントロールできるのは、自分が何をして、どのように物事を処理するかだけだ。シーズん終了時に何が起こっても、握手し、来年も再び戦いに戻る」

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