F1王者ルイス・ハミルトン、大坂なおみを擁護 「メンタルヘルスは冗談では済まされない」
F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンが、記者会見への参加を拒否した後、全仏オープンを棄権した世界ランク2位のテニスプレーヤーの大坂なおみを擁護した。

大坂なおみは、全仏オープンでルーマニアのパトリシア・マリア・ティグとの初戦でストレートで勝利した後、「アスリートの心の健康状態が無視されている」として記者会見への参加を拒否。全仏オープンの大会主催者は1万5000ドル(約165万円)の罰金を科した。

その後、大坂なおみはTwitterで棄権を発表し、初のグランドスラム・タイトルを獲得した2018年の全米オープン以来、「長いうつの状態を繰り返し苦しんできて、対応が本当に大変」と明らかにした。

最近、自身もメンタルヘルスに苦しんでいたことを打ち明けていた7回のF1ワールドチャンピオンのハミルトンは、大阪なおみを擁護するためにソーシャルメディアに投稿し、自分たちの愛する人々が苦しんでいる可能性のあることを認識するよう呼びかけた。

「僕たちはただの人間だ」とルイス・ハミルトンはInstagramのストーリーに書いた。

「メンタルヘルスは冗談では済まされない。これは現実的で深刻な問題だ。かなりの勇気が必要なことだ。ナオミが自分が一人ではないことをみんなで教えてあげよう」

「今日は、友人や愛する人に様子を尋ねて、彼らが一人ではないことを知らせる良い日だ」

「シンプルなテキストによって長い道のりを歩むことができるんだ」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1