セバスチャン・ベッテル
ルイス・ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルが今こそレッドブルで“リーダーシップを示す”べきだと考えている。

現在、レッドブルは、ルノーのトラブルによるプレシーズンテストからの危機から脱却しようとしているが、V6エンジン時代が幕を開けて以降、4年連続のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、新しいチームメイトのダニエル・リカルドに追いついていくことにさえ苦戦している。

今年、グリッドで優勢をみせているメルセデスのルイス・ハミルトンは「4度のチャンピオンとしてセバスチャンは今こそチーム内部でリーダーシップを発揮しなければならない。ピンチのときこそチームでリーダーシップを示すことができるものだ」と Bild am Sonntag のインタビューで述べた。

ルイス・ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルとレッドブルはそのうち表彰台の頂上に戻ってくると予測する。

エイドリアン・ニューウェイが設計したRB10について、ルイス・ハミルトンは「あのパワーユニットでも強いマシンだ。今の状況が同じままだとは思わない」と述べた。

また、ルイス・ハミルトンは、F1バーレーンGPでホイール・トゥ・ホイールのバトルを見せるなど、ますます高まりつつあるチームメイトのニコ・ロズベルグとの関係についても触れた。

メルセデス内でも"“チームオーダー”で2人のバトルを制御するかについて意見が割れていると報じられるなか、ルイス・ハミルトンは「僕たちは2人とも自分たちが何をしているかわかっている」とコメント。

「ニコはフェアでアグレッシブ。でも、アグレッシブ過ぎることはない。ちょうどいい具合だ。本当の問題は彼がこれまで以上に速いことだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / セバスチャン・ベッテル