ロマン・グロージャン ハースF1チーム スクーデリア・トロ・ロッソ
ロマン・グロージャンは、最近のトロ・ロッソのドライバー変更が、ハースF1チームが今シーズン末までにコンストラクターズ選手権の順位を上げるための好機になると見なしている。

2017年のF1世エ海選手権も残り2戦となったが、現在ハースF1チームは、7位のルノーとわずか1ポイント差、6位のトロ・ロッソと6ポイント差でコンストラクターズ選手権8位につけている。

今シーズンここまで28ポイントを獲得しているロマン・グロージャンは、ハースよりも速いマシンを持っているルノーを上回ることは難しいと考えているが、F1経験の少ないピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーというドライバーラインナップに切り替えたトロ・ロッソに対しては、そのアドバンテージを生かせるはずだと考えている。

「この中ではルノーが速い。彼らはシーズン末に向けて本当に良いマシンを持っていると思う。彼らの方が難しい時間を過ごすレースが多かったので、僕たちはギャップを詰められて背中を追われることになった」

「僕たちのターゲットはトロ・ロッソになると思う。僕たちより良いパフォーマンスを見せているわけではないし、ドライバーも経験が少ないので、そこが役に立つはずだ。チームにとっては非常に重要なことだし、ポジションを奪えるように全力を尽くしていく」

ハースF1チームは、ブラジルとアブダビの残り2戦で2016年のランキング8位から改善することを目標に掲げている。

チームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、コンストラクターズ選手権7位が最低限のターゲットだとしつつも、メキシコで発生したルノーのエンジン関連の問題を考えれば、6位の奪い取ることも決して非現実的だとは思っていないようだ。

「もちろん、少なくとも1つはポジションを上げたい」とギュンター・シュタイナーはコメント

「我々以上だと言わないが、素晴らしいチームと戦っているので非常に難しいことだ。ルノーはワークスチームだ。チームのために働いている人数も多い。今年一年で素晴らしい進歩を遂げている。最近はいくつか信頼性のトラブルを抱えていたので、それが我々の有利に働き、我々はそれを生かした」

「何が起きるかを予想することはできない。メキシコで我々がポイントを獲得するなど誰が予想していただろう? 土曜日にそんなことを言っていれば、みんなに笑われていたはずだ。不可能はない。何が起きるかはわからない。どの位置で終えられるかはわからないが、最後まで戦い抜くつもりだ」

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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / ハースF1チーム