ジョージ・ラッセル F1バーレーンGP 「冷却問題は誤ったボディワーク選択が原因」
ジョージ・ラッセルは、2024年F1第1戦F1バーレーンGPの決勝を5位でフィニッシュ。メルセデスがオーバーヒートを起こしたのは、誤ったボディワークの選択のせいだったと明かした。

レース序盤は2番手を走行していたラッセルだが、チェッカーフラッグが振られたときにはマックス・フェルスタッペンから45秒以上遅れての5位に後退していた。

ラッセルは序盤でシャルル・ルクレールをオーバーテイクしていたが、メルセデスがエンジンのオーバーヒートに苦しんだため後退した。

ラッセルとルイス・ハミルトンはともにパワーダウンし、完走を果たすために抜本的な対策を講じざるを得なくなった。

この問題についてラッセルは「二人とも同じような問題に直面した。何らかの理由でエンジンが大幅にオーバーヒートし、バッテリーが正常に動作しなかった」

「スタートはとてもうまくいって、2番手につけて『さあ、行くぞ』と思っていたんだけど、突然、ステアリングホイールに大きな赤いアラームが表示された。バッテリーが残っていなくて、パワーを落とさなければならなかった。彼らを抑えるのはとても難しかった」

「最初の10周くらいは何とか走れていたので驚いた。その後は後退してしまった」

「このマシンのポテンシャルを発揮できなかったのは残念だ。ちょっと奇妙な一日だった」

ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 バーレーンGP

ラッセルは、メルセデスがW15の冷却を高めることを選択していれば問題は発生しなかったと考えており、今後のレースでは簡単に解決できると話した。

「心配するようなことではない」とラッセルは語った。「必要だったのは、ボディワークを少し減らすことだけだった。コンマ4秒は犠牲になったかもしれない。でも、エンジンでコンマ4秒を失う必要はなかった」

「コンディションの予測は間違っていたので、そのループを回避する必要がある。結果的に大きな犠牲になってしまった」

「レッドブル勢はかなり前に出ていた。3位争いができたかもしれないし、もう少し早い段階で戦えたかもしれない。難しい一日だった」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1