ジョージ・ラッセル コラピントの神回避を称賛「F1シーズン最高のセーブ」

レーシングブルズのリアム・ローソンがスタートで大きく出遅れたことで、背後から迫っていたコラピントはほぼ視界のない状態で突然目の前に現れたマシンを避けることを強いられたが、瞬時の判断でウォールとマシンのわずかな隙間をすり抜ける“神回避”を見せた。
ラッセル「シーズン最高のセーブ」
この場面はレース中の国際映像ではすぐに放送されなかったが、レース後のクールダウンルームでその映像を確認したドライバーたちを驚かせた。
メルセデスのジョージ・ラッセルはレース後、自身のインスタグラムでコラピントの回避を称賛した。
「シーズン最高のセーブだ @francocolapinto。僕のリアクションはかなり落ち着いているね」
コラピントは泣き笑いの絵文字で応じ、さらに祝福の言葉を送った。
「危なかった!!! 勝利おめでとう、相棒」
ラッセルはポールポジションからスタートしたレースで優勝を飾り、新時代レギュレーション下での最初の勝者となった。

スタート手順への懸念も浮上
今回のニアミスは、新しいF1マシンのスタート手順に対する懸念を改めて浮き彫りにした。
2026年型マシンではターボ回転数の立ち上がりなどがスタートに影響するため、ドライバーが十分に加速できないケースがあると指摘されていた。今回のローソンの出遅れもその懸念を象徴する出来事となりかねない状況だった。
結果的にコラピントの素早い回避行動が大事故を防いだ形となった。
コラピントにかかるアルピーヌ内部のプレッシャー
コラピントはレースを14位で終え、チームメイトのピエール・ガスリーは10位で1ポイントを獲得した。
アルピーヌは2025年シーズンにランキング最下位に終わり、獲得ポイントはすべてガスリーによるものだった。2025年途中にジャック・ドゥーハンの後任として起用されたコラピントは、その後のパフォーマンスに苦しみ、2026年もシート維持に向けて結果を求められている。
チームは今季からメルセデス製パワーユニットを使用しておりパフォーマンス向上が期待されているが、チーム内ではコラピントがガスリーのレベルには達していないとの見方もある。
ギュンター・シュタイナーは、もし結果が改善しなければコラピントは夏までにシートを失う可能性があると指摘している。
さらにアルピーヌは有望株アレックス・ダンをすでに獲得しており、シート争いのプレッシャーは今後さらに高まる可能性がある。
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