ガブリエル・ボルトレト F1マイアミGPスプリント失格 技術規則違反で除外
ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、2026年F1マイアミGPのスプリント決勝後に行われた車検で技術規則違反が確認され、スプリント結果から除外された。

ボルトレトは100kmのスプリントを11位で終えていたが、エンジン吸気圧が上限を超えていたことが判明。アウディにとっては、ニコ・ヒュルケンベルグが出火トラブルでスタート前にリタイアしたことに続く、厳しいスプリントとなった。

吸気圧が規定上限4.8barAを超過
FIAのスプリント後の通常車検で、ボルトレトのアウディにおけるエンジン吸気圧が、FIA F1技術規則第C5.3.2条で定められた最大値4.8barAを超えていたことが確認された。

この件はFIA F1テクニカルデリゲートのジョー・バウアーによって記録され、スチュワードに報告された。規則では「エンジン吸気圧は常に4.8barA未満でなければならない」と明記されている。

また、燃焼に供給されるすべての空気は、FIAが承認し封印した2つの測定装置を通過しなければならず、それらはチャージエア冷却システムの下流にあるエンジン吸気システム内のFIA承認位置に設置される必要がある。

アウディは違反を認めるも「1周のみ」と説明
スチュワードの裁定文によれば、アウディ側はテクニカルデリゲートの指摘が正しいことを認めた。

「スチュワードは5号車のチーム代表者から事情を聴いた。彼らはテクニカルデリゲートの指摘が正しいことを認めた」

「ただし情状として、これは1周の間に起きたものであり、温度が予想以上に上昇した際に発生したと説明した。それが明らかになるとすぐに、彼らは圧力を規則の範囲内に戻すための措置を講じた」

スチュワードは、アウディが車両を規則適合状態に戻す措置を取ったことは認めた一方で、規則が「常に」適合していることを求めている点を重視した。

「車両を規則に適合する状態へ戻す措置を講じた事実は認められるが、規則は車両が『常に』適合している必要があることを明確にしており、今回はそうではなかった」

ガブリエル・ボルトレト(アウディ) マイアミグランプリ

技術違反のため通常どおり失格処分
スチュワードは、今回の違反が技術規則違反であることから、通常の処分としてボルトレトの5号車をスプリント分類から失格とした。

「これは技術的違反であるため、通常のペナルティである5号車のスプリント分類からの失格が適用された」

ボルトレトは11位完走扱いから除外され、マイアミGPスプリントの正式結果から姿を消すことになった。アウディは同じスプリントでヒュルケンベルグのマシンがレコノサンスラップ中に出火してDNSとなっており、2台そろって結果を残せない厳しい一日となった。

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カテゴリー: F1 / ガブリエル・ボルトレト / アウディ / F1マイアミGP